旭川大学地域研究所では永山まちづくり推進協議会から依頼を受けて、永山地域史・生活史の聞き取り調査を実施しています。調査は４名の教職員から成るチーム（信木晴雄教授、河田祐也助教、近藤亜弥助教、鈴木健太地研事務室員）を組織し、２０１６年度から３ヶ年計画で１９名の永山地域住民に対して行っています。
屯田兵開拓期・村制時代・町制時代の歴史記述は、これまで『永山町史』、『永山屯田百年記念誌』、『楡はみていた』等の文献にまとめられてきましたが、永山が旭川市と合併した１９６１年以降の歴史記述が僅少であることから、合併以降の地域史・長く永山に住まれている人々の生活の歴史を記述し、地域文化を次代へと継承するところに本聞き取り調査の意義と目的があります。
聞き取った内容は編集・監修を経て、２０１８年度末に『永山地域史・生活史（仮）』として冊子にまとめ、各関係機関等に配布する予定です。

聞き取り調査の様子