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ニュース

第4回 私の地域研究活動(コラム)

2018年12月11日 火曜日 / カテゴリー ニュース, 私の地域研究活動

私の地域研究の楽しみ方 ~研究・教育・社会貢献~

旭川大学短期大学部生活学科生活福祉専攻 宮下 史惠

私は、福祉分野を専門に地域を研究の場としています。
地域の個人に対する生活支援は、社会福祉と介護福祉の学際的アプローチで把握することができます。
旭川大学地域研究所で蓄積されてきた<地域知>と研究人材をネットワーク化させることで、そのことが高い教育効果を生み出し、地域研究が活性化すると考えました。
地域を介護・福祉の視点から捉え、地域研究に新たな「学生の教育実践」の領域を組み込み、地域それ自体を地域研究と教育実践の<場>として設定しました。
私は、ゼミナール活動を通して、テーマを福祉・保健・医療の専門性を意識しながら、「生命(いのち)を居場所で支えるケアについて」考えを深めると同時に、学生にそれを紹介し、地域研究の魅力をどう伝え、地域関心をどう引き出すかに腐心しながら学習させています。
第1に、多くの場でアクション・リサーチを楽しむ体験を意図的に導入し、その後の学習につながる基礎をつくり、研究の面白さを学生に伝授しています。
第2に、学生たちに地域を紹介し、住民との信頼関係の構築から視野が広がり、知識が深まる研究のすばらしさを伝えています。
今後は、『地域を知り地域で評価される力』という貢献策を提案し実行していきます。
この目的に正面から取り組むゼミナール活動を通して、私自身も地域を介護・福祉の視点から地域において錯綜する関係や構造を理解するべく教育研究に取り組みたいと考えています。

 

 

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