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齋藤ゼミ

上川中学校1年生向け「総合的な学習の時間」(環境学習)授業報告

2019年02月07日 木曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

2018年12月11日(火)、上川中学校にて1学年を対象にワークショップ形式の授業を実施しました。ゼミ生3人と教育実習を終えた4年生6人、1年生3名が参加しました。テーマは「取材講習」です。環境学習を進めていく上でこの後地元の専門家たちに中学生はインタビューをすることになっています。そのために必要な情報を聞き取るための練習という位置付けです。50分×2コマの授業となりました。(ちなみに上川中学校では「総合的な学習の時間」に環境を大切にする意識と地域への愛着を高めることを目標に掲げています。) 

 授業は4~6人、1グループで計5グループに分かれて行いました。冒頭はアイスブレイクとして「先生あてゲーム」を行いました。事前に中学校の先生方に10個の項目を回答していただき、その回答からどの先生なのかを生徒たちに当ててもらいました。 

教室の空気が温まったところで上川町子ども議会(2018年7月25日)の記事を見せ、私たちがデモンストレーションをしました。そしてその質問、回答を見てそれが何の記事の写真なのかを当ててもらいました。 

 次にワークショップに入りました。生徒たちには各グループ1枚写真を選んでもらいました。6名の4年生と1名の1年生にそれぞれその写真とその写真の記事各グループともに工夫しながらを自ら取り入れ、的確な質問をしていました。中でも情報量の少ない記事に当たったグループが必死に内容を想像している姿は印象的でした。 

 その後まとめの時間です。「どのような質問をしたら欲しい回答が得られるのか」と発問に、生徒たちは、「質問の中にいつ、どこでなど、5W1Hを入れる」など的を得た答えが上がりました。今回の経験を家庭や学校など日常のコミュニケーションでも生かしてくれるととてもうれしく思います。 

 (文責 経済学部経営経済学科 3年 福田華乃 )

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