2021年7月6日（火）にゼミ内ディベート大会を行いました。今回は2年生10名が参加しました。

　1つ目のテーマは「2021年夏の東京オリンピック開催に賛成か反対か」でした。今まさに旬の話題ということもあり、討論が盛り上がりました。東京都とIOCの契約や経済的な損失、医療従事者の負担などさまざまな視点で議論が繰り広げられました。最終的には、国民の健康、生命に重きを置いた意見が決め手となり、反対側の勝利となりました。

　2つ目のテーマは「パワーハラスメントやセクシャルハラスメントの加害に対してより厳しく対応すべきかすべきでないか」でした。こちらでは、実際に起きた事例を取り上げることによって意見に具体性が増し、より討論が深まった印象でした。不利だと思われていた反対側も「ハラスメント」の判断の難しさを指摘し鋭い意見を多く出していました。ですが、それ以上に筋の通った意見を多く出すことができた賛成側の勝利となりました。

　田中先生の総括やディベート後の反省でも新たな発見、新たな意見があり、沢山のことを学ぶことができました。

　私たちは普段のゼミ活動から積極的な意見の交換を行っていますが、普段のゼミで行っているディスカッションとは違い、具体的な事例やデータを用いて審判を納得させるディベートの難しさを体感することができました。大学の講義ではディベートをする機会はほとんどなく、ゼミならではの活動でしたので、とても有意義な時間になりました！

2年　佐々木扶