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大野ゼミ

大野ゼミナール(2年・3年・4年合同ゼミナール)7月 活動報告

2021年07月28日 水曜日 / カテゴリー 大野ゼミ

障がい者や高齢者が差別されることがなく、地域であたりまえに暮らすことができるためには何が必要なのか。

2・3・4年大野ゼミでは、学年共通の研究テーマ(研究の大テーマ)を「住民の誰もが生きがいを持ち、安心して暮らすことができるコミュニティのあり方の検討」と主題を設定し、学年毎にこれから調査研究を進めていきます。

今回、7月10日に地域住民が集う地域交流拠点 (住民の居場所と交流拠点)のあり方を考えるために、比布町の地域拠点の視察に行ってきました。

1年生授業「基礎ゼミナール」の履修者と一緒に、比布町役場産業振興課の丸谷課長から比布町のまちづくりについて解説を聴講し、準備した質問に基づきインタビューをしました。

 

2年 菅原

丸谷課長から、 三平サロンや老人クラブなど高齢者や子どもたちといった多くの世代が、この地域での拠り所となれる場所がこの比布町の中に充実していて、そこから、地域から孤立しないためにどう地域コミュニティや結束力を形成していくことが大事なことだと感じました。

今回、このような経験をさせていただきありがとうございました。比布町での地域資源やこの貴重な体験を比布町が「今後活性化していくために、どんな事ができるのか」や比布町でのフィールドワークの経験を他地域でもどう活かすことができるかなどを考えながら、今後のゼミ活動や課外活動でその知識をより強固にしていきたいと思います。丸谷課長、今回は大変お世話になりました。

 「調査後の学内まとめ」

 

2年 堀江

丸谷さんのお話を聞いて比布町の魅力と街の活性化の為様々な工夫を行っていることが特に興味深いと感じました。イチゴを代表とした特産物や豊かな自然そして、ヒルクライムレースや七夕天国など、住民同士の仲を深める様々なイベント行事などを知ることができ私も是非参加してみたいと思いました。

今回数時間に及び貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。比布町の歴史や今行っている工夫など見識外のお話しを聞けて自分自身の成長に繋がりました。改めて今回このような機会を頂きありがとうございました。

「比布町の散策」

3年 清原

私は、「行政による住みよいまちづくり政策の理念と主要施策の根本とは何か」をテーマに研究しています。
今回の比布町での現場フィールド視察学習を通して、まちの様々な魅力を発信していくためには、今ある拠点や資源を最大限活用しながら、様々な魅力をや新たな人々の可能性を見い出すことが地域のコミュニティを形成するために欠かせないのだと発見しました。比布町のように、まち独自の魅力を生み出し発信していくことが人々のつながりを生み出していくのだと実感しました。

丸谷課長には比布町の地域交流拠点に携わる貴重なお話をしていただきありがとうございました。今ある地域がこれから先、活性化を図るためには何が求められるのか。地域の人たちが日々の生活を楽しく向上させていくための比布町の魅力を感じながら自分の学びに繋げていきたいと思います。

「良佳村での3人の密談の一幕」

3年 清村

私は、「地域公共交通の質向上と定住持続の関連性」をテーマに研究しています。
比布町では比布町民が利用できる「ぴぴたく」という無料タクシーや良佳村エリアでは無料バスが走っており、町民の交通アクセスに役立つサービスがあることを知りました。 しかし、利用者数(1,514人)や登録者数(195人)を見ると、延べ1,781回で1人当り年9回利用していて、登録はしていても使っていない人がいることがわかりました。

比布町についての沢山の質問に一つ一つ丁寧に詳しく答えてくださりありがとうございました。インターネットには載っていない丸谷さんから見た比布の魅力などを知ることが出来て、とてもいい学びになりました

「夏のぴっぷスキー場」

3年 篠山

今回の比布町フィールドワークではぴっぷスキー場、良佳村エリア、ナナプラザ、ピピカフェ、ピピマルシェに行きました。比布町の子どもの居場所は、小学校の体育館、公民館、市街の公園であることを知ることができました。比布駅にあるピピカフェのようにみんなが集まれるような場所を作ることで、子どもだけでなく世代間交流や居場所づくりに繋がることも学ぶことができました。

また、今後のまちづくりのビジョンについてお話をいただき、私たちの知らない比布町の魅力はもちろん、ピピカフェやピピマルシェでは、比布町に当該拠点が存在することの地域交流効果についても知ることができました。

 「篠山のジャングルジム」

 

3年 佐藤

比布町でのフィールドワークを通して、2年前に「基礎ゼミナール」の授業の際に比布町に訪れたときとはまた違った視点で調査を行い、比布町の課題や魅力をお聞きすることが出来ました。とくに、「地域拠点の存在が世代間交流を促進する」とのお話は私の研究テーマ「地域住民の居場所の有無と生きがいの相互関連性の研究」と重なり、興味深く聞かせて頂き、新しい発見や学びに繋がる調査となりました。

今回のフィールドワークでは大変お忙しい中多くの方々にご協力頂き、有意義な調査となりました。学んだことを更に深めて今後も比布町の調査を続けさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。

「ナナプラザ 美味しいアイス 食べたいな(俳句です!)」

 アイスは夏の季語!?

 

3年 横野

先日はお忙しいところを調査のためにお時間を割いていただきまして、ありがとうございました。
ぴっぷスキー場センターハウス「すきっぷ」、比布町「良佳村エリア」、「ナナプラザ」、比布駅「ピピカフェ」、NPOフレンズ内「ピピマルシェ」の5つの地域交流拠点に行き、お話を伺ったことにより、比布町の現状や魅力、地域を活性化するための取り組み等について学ぶことができ、比布町の地域の生活環境の良さや雰囲気にも触れることができました。そして、私が特に興味を持っていた「地域における世代間交流や子どもの集いや居場所はどうあるべきか」についても、さらに深く考えるきっかけとなりました。

この貴重な経験を活かし、今後のゼミナールでの調査に取り組んでいきたいと考えております。改めて、今回このような機会を提供していただきありがとうございました。

「比布町の特産物が勢ぞろいな比布駅・ピピカフェ」

4年 澤井

丸谷課長のお話しを受け、比布町のまちづくりの理念の根本には、「役場が主体となるのではなく、常に町民側の視点で住民主体となるまちづくりが根底にある」ように感じました。また、ぴっぷスキー場や特産物など、「まちの魅力」を土台としたまちづくりの取り組みに惹かれ、できれば比布町役場の一員として貢献したいと思いました。お話しいただきました丸谷課長に感謝を申し上げます。

「特産物が選び放題♪」

これから秋に本格的な調査に入りますが、比布町のみなさん、お世話になります。

よろしくお願いします。

 

大野ゼミナール一同

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