12月18日（土）に永山公民館で齋藤ゼミナール主催のクリスマスパーティーを行いました。放課後児童デイサービス「どりーむ」に通う、6名の子どもたちが来てくれました。

まず子どもたちと大学生で協力してオリジナルケーキ作りを行いました。３つの班に分かれて、各班２つずつ、計６個作りました。子どもたちがアイデアを出し、大学生と一緒にクリームを塗ったりフルーツを乗せたりしました。3年生の木村さんが「ね〜ね〜、どこにいちご乗せる？」などと聞くと、子どもたちが「ここ〜！」など活発に意見を出してくれました。どの子どももとてもセンスが良く、大学生はほとんど手伝う必要がありませんでした。そして子どもたちの感性を生かしたケーキが完成しました。子どもたちが「おいしそ〜」「上手だね〜」などとほめ合っていたのが印象的でした。

その後、サプライズがありました。子どもたちが突然「大学生の皆さん、来てください」というので、何かと思っていると、ゼミ生全員に、子どもたちが松ぼっくりで作ったツリーとお菓子をプレゼントしてくれました。中には「ゲームや遊びが楽しかったです！また遊びましょう。」「また会いたいです。」といったメッセージも書いてありました。子どもたちが私たちのために一生懸命に作っていてくれたこと、次も何かしたいと思っていてくれていることが嬉しくて、感動して手が震えました。

休憩を挟み、次にゲームを行いました。ゲームは「リーダー探し」と「箱の中身はなんだろな？」です。「リーダー探し」とは、リーダー（1人）に合わせて皆が同じ動きをして、鬼（回答者）が誰の真似をしているのかを当てるゲームです。足をバタバタさせたり、手をあげたりと皆、工夫していました。また「箱の中身はなんだろな？」では大学生の手作りの箱にミニギターとタンバリン、ハンディーモップを入れました。子どもたちは見事に全問正解しました。

最後に、ビンゴ大会を行いました。大学生がサンタクロースとトナカイに扮しました。トリプルリーチの子もいれば、あまり穴が空かない子までいました。子どもたちから「サンタさん〇番出してください」とお願いされても、サンタは「力不足で」願いを叶えてくれませんでした。大変盛り上がりました。最後に全員、景品を渡しました。２人同時にビンゴになった際に年上の子が「先に選んでいいよ」と譲っている場面にほっこりしました。

終わった後には子どもたちから「楽しかったです」「またお願いします」と言ってもらえました。コロナ禍の様々な制約の中で、安全面に配慮して実施しました。開催できてよかったと心から思います。

お忙しい中、参加して下さった放課後児童デイサービス「どりーむ」の皆様、まことにありがとうございました。（文責　経済学部経営経済学科　4年　齊藤杏奈）