元日本証券業協会「飯島 一夫」先生による特別講義（合同ゼミ）
令和５年５月23日(火)に、合同ゼミとして、元日本証券業協会「飯島 一夫」先生による特別講義を実施しました。（飯島 一夫 先生は、「社団法人 日本証券業協会」の秘書室長、市場部長、公社債・金融商品部長、大阪地区協会事務局長（役員待遇）等を歴任されています。）
飯島先生から、冒頭に、外国為替チャート（円・米ドル）、日米金利格差、消費者物価指数推移等の金融経済の説明をして頂いた後に、「地域の活性化、地方創生、地方再生の取り組み」について、特別講義して頂きました。
ゼミ生には、地域活性化、地方創生、地方再生を行うための課題「①現状の課題・問題点、②実際にどのような状況なのかをデータ調査、③自分なりの解決策・提案、④解決策を実施するための企画・立案、⑤今できることは何か、短期・中期・長期の計画、提案」が与えられました。
合同ゼミ（特別講義）終了後に集めた授業の感想及び課題への解決策の中には、
「街を活性化させるためには、人口を増やすことが重要。街が活性化しない原因として考えられることは、若い人達が、就職時に都会に移住することだろう。地域活性化に必要なことは、賃金を高くすること、有名な大企業の誘致、休日に遊ぶための娯楽施設を増やすことだと考える。」
「地域活性化のためには、情報発信についての仕組み（例えば、学生が地域ボランティアや現場調査に行き、色々な動画や写真を撮り、再構成して広報する方法）を作り、発信していくことが大切である。」
「IT化が遅れているので、IT化をより進めて生産性を上げることで、相対的に給料・賃金も上がれば、消費税増税問題も議論できるのではないか。」
「起業や誘致も重要だが、元々地域で活躍している企業もきちんと成長させること（支援すること）や、年配の人達が現在行っている仕事を若い世代が上手く引き継ぐことも大切である。」
など、建設的な意見がみられ、有意義な合同ゼミ（特別講義）となりました。