今年も6月中旬から7月中旬にかけて、上川町上川中学校で地域学習のサポートを行います。そこで事前学習の一環として、上川町でフィールドワークを行いました。

今回のフィールドワークは、時間制限もあるために、上川ラーメンで有名なあさひ食堂でお昼ご飯を食べ、そして高台にあるエスポワールの鐘から上川町市街地を見るというコースにしました。今回のフィールドワークは、齋藤ゼミナールの２〜４年生の合同で行いました。3・4年生は昨年も上川中学校の総合学習支援や、上川高校の生徒向け地域未来塾などで何度も上川町に来たことがあります。しかし、齋藤ゼミの新メンバー菊池海斗さん（3年）と北川愛花里さん、中塚優也さん（いずれも2年）にとっては初めての上川町でした。エスポワールの鐘から深緑の上川町を一望し「自然がすごく綺麗」などの感想を漏らしていました。またあさひ食堂ではマスターの温かな人柄に触れながら、美味しくラーメンをいただきました。神奈川県出身の菊池さんは「あさひさんのチャーシューやメンマが分厚くて驚いた。この分厚さは、他の地域では見たことがない」「上川、というよりも、旭川に来てから、店主の人と会話する機会が多くなったような気がして、当たり前だが人が作っているのだというのを思い知らされた」と感想を述べました。

　このフィールドワークは、上川町の出身である私が計画しました。短い時間でしたが、ゼミ生たちには上川町の良さを少しは感じてもらえたと思っています。今後も中学生や高校生と関わりながら上川のことを知るとともに、それぞれの出身地についても探究して行ってほしいと思いました。私もいろいろな活動に関わりながらら、もっと多くの地域について知り、視野を広げていきたいと思っています。(文責　齋藤ゼミナール3年　伊藤穣)