今年度上川中学校地域学習の第三回目は2023年7月11日(火)に行いました。今回の授業の目標は、7月19日（水）にポスター発表を行う中学生たちが、プレゼンテーションのコツを見つけることです。樋口迅人(4年)と山下滉太(4年)の2人でプレゼンテーションバトルを行いました。中学生の皆さんには都会の生活に疲れ果て、移住先を探している20代後半という設定で、樋口と山下が上川町の良さについて発表しました。それを聴き、中学生たちに2人の発表の良いところ・悪いところをワークシートに記入してもらいました。

まずは山下が発表を行いました。緊張しつつも事前に調べた知識を活かしまとめていました。その成果を中学生はしっかりと感じ取り、「詳しく調べられていた」「とても分かりやすい」などとワークシートには書かれていました。悪い点としては「声が少し聞き取りにくい」などが挙げられていました。本人も「緊張によって声が小さくなってしまった」と認めていました。

次に樋口が発表を行いました。漢字の読み間違いもありましたが、自分の言葉を意識して発表しました。中学生たちはそれらを感じ取り「感情まで伝わってくる発表だった」「声が大きい」と書かれていました。一方で「漢字を調べよう」「あまり詳しく調べてられていないのか、そんなに詳しそうではなかった」と鋭い指摘もありました。

その後は中学生たちが各グループに分かれ、ポスター作りの続きを行いました。ポスターの完成も近づいていて、発表の段取りまで考えているグループもありました。翌週の7月18日のリハーサルでは、皆さんが納得できる、そして個性豊かな発表をぜひ見たいと思っています。（文責　経済学部4年　樋口迅人、石川祐妃、山下滉太）

（齋藤先生［左］のファシリテーションで樋口と山下がプレゼンバトルを行いました。場所：上川町上川中学校コンピューター室）