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幼児教育学科

幼児教育学科の授業(障がい者福祉論Ⅱ)を紹介します。

2024年05月17日 金曜日 / カテゴリー 幼児教育学科

幼児教育学科では保育士資格取得に向けて、1年次では保育所実習と施設実習の両方を経験し、2年次では1年次での学びを踏まえて、保育所実習か施設実習のどちらかを選択することになっています。2年次で施設実習を選択する学生は、障がい児・者施設や社会的養護を必要とする子どものための施設などで、より発展的な実習を行います。そのため、2年生の前期には障がい福祉や社会的養護に関するより専門的な科目が用意されており、実習に向けて学びを深めていきます。

 

今回はその中から「障がい者福祉論Ⅱ」の授業の様子をご紹介します。この科目では前半に肢体不自由児、重症心身障がい児、医療的ケア児の療育や福祉について、後半には知的障がい児や発達障がい児の思春期・青年期から就労に至るまでの福祉や教育について学びます。

 

今日は重症児のデイサービスで作業療法士として療育に携わっている大澤浩司先生の講義と演習が行われました。講義では、重症児のデイサービスにおける療育の内容や、脳性まひを中心とする肢体不自由の基礎知識について学びました。演習は模擬保育室に移動し、床に座ったり、寝そべったりしながら、ペアを組んでお互いの身体に触れたり、動かしたりして、人間の身体の特徴を観察する時の視点や、介助の際のポイントなどについて実技を通して学びました。保育の学生には聞き慣れない医療やリハビリの専門用語も易しく解説していただきました。

 

保育士資格を持っていると、保育所だけではなく、療育、医療、多様な福祉の現場で活躍する道が拓けます。本学幼児教育学科はこのような様々なフィールドに多数の保育者を輩出しており、学びのプログラムも充実しています。

 

5/26(日)にはオープンキャンパスも開催されます。

ぜひご参加ください!(詳しくはこちら↓からどうぞ!)

https://www.asahikawa-u.ac.jp/post-opencampus240430-25913/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脳性まひの基礎について学んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インクルーシブな保育のためには医療的ケア児に関する知識も欠かせません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロの作業療法士からハンドリングを学べる貴重な時間です。

 

 

 

短期大学部幼児教育学科

熊田 広樹

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