【活動報告】6月10日に永山東小学校2年生が本学を探検しました
永山東小学校2年生15名は、5月20日に続き、第2回目の地域探検を6月10日に実施しました。今回の探検先は旭川市立大学です。私たち齋藤ゼミ生が、探検のお手伝いをしました。
当日は、永山東小学校から児童と先生が歩いて大学に来てくれました。小休憩の後、学内を歩きながら、大学クイズに挑戦しました。クイズの内容は、大学の中庭にある木の本数や、短大の廊下(アベーロード)に飾られている絵に描かれている動物の種類など様々です。北辰会館、図書館、中庭、短大、大学・短大事務局の順番に大学を見て回りました。大学ならではの大教室である短大251教室では、クイズの答え合わせと大学生活に関する簡単なプレゼンテーションを行いました。子どもたちが間違いを恐れず手を挙げる姿が印象に残っています。大学4年生の中塚優也さんの時間割を紹介した際には、「え〜、一限ないの!?」と驚いていました。
大学・短大事務局では、実際に教務課の小澤主事に児童の質問に答えてもらいました。「職員の人は、ぼくたちと同じように水筒を持ってないの~?」「職員の主な仕事は何なの~?」といった幅広い種類の質問に、子どもたちの自由な発想力を感じました。とても微笑ましい光景でした。途中、小澤さんが子どもたちの好奇心に押され気味になるシーンもありました。
大学生の話を真剣に 聞く姿勢と元気いっぱいの反応、次々に出る質問から、児童の探究心の高さが伺えるとともに、その全てに丁寧に応える時間のないことに悔しさを覚えました。私は、当てられなかった子どもが悲しそうにしている姿に、「申し訳ないな」と思いました。また、いつから私たちは、新しい知識に対して純粋な興味・関心を持たなくなったのだろうと、ふと考えるきっかけになりました。子どもたちの主体的な学習に取り組める機会を大切にしていきたいです。
永山東小学校の山名校長先生をはじめ、教職員の皆様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。この先もこのような機会を通じて、子どもたちの知的好奇心に触れていきたいです。子どもたちとともに成長しあっていきたいと思います。
文責 経済学部経営経済学科3年 秦野一花