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部活動

被災地応援ボランティアサークルCROSS 北海道胆振東部地震から3年―厚真町現地視察ならびに震災対応についての学習会(活動聴き取りと記録)

2021年11月27日 土曜日 / カテゴリー 部活動

旭川大学被災地応援ボランティアサークルCROSSは、2018年9月6日に起きた北海道胆振東部地震で被害に遭った厚真町の皆様と復興支援のボランティア活動で関わらせていただいています。

これまで、厚真町の皆様とは「田舎まつり」「ランタン祭り」での交流、豊丘自治会の皆様とは、「餅つき会」「豊丘天満宮秋季祭の協同運営」「若夫会での湯豆腐交流」「焼き芋会」「しめ縄づくり」など、様々な交流をさせていただきました。

厚真町の豊丘地区は自主防災組織のコミュニティの結束力が厚真町34集落の中でも最も強く、発災当時、自治会長が、給水所や入浴場所の案内などの支援情報を収集し、手書き新聞(「あんしん豊丘」)を発行配布し、住民同士の力で対応をしたことを、コミュニティ調査実習の授業で知りました。

厚真町豊丘集落では、来年開基130周年を迎えることになるため、今年度、集落の開基130周年記念誌の作成に向けて豊丘自治会開基130周年記念誌作成実行委員会が立ち上がり、被災体験から得たものを後世に伝える記録誌を作成することを伺いました。

そこで、私たちサークルCROSSのメンバーができることとして、豊丘の記念誌作成実行委員会の方々と私たちが協同で、平成30年北海道胆振東部地震を支えあいで乗り切った豊丘地区の実践例を記録の作成を行うことになりました。当時の被災体験やこれまで乗り越えたその経験を私たちが学び、これからの地域社会のあり方や福祉のあり方を考えていきたいと思います。

とくに、1・2年生のなかで、厚真町に行ったことがない人、当時の被災状況を知らない人が多いため、11月21日(日)に、大学のバスで厚真町に出向き、厚真町の中でもとくに被害が大きかった吉野、高丘、富里の3つの地区の被害状況について現地の方からガイドしていただきました。

現地視察の後、発災から安定期に至る当時の豊丘地区の集落対応の流れや被災体験の語りを聴き取りしました。今回学んだ貴重な経験を基に今後学内で学習会を継続し、記録化し、「豊丘自治会開基130周年記念誌」に掲載できるように活動を進めていきたいと思います。

 

 

旭川大学被災地応援ボランティアサークルCROSS

代表:若栗 貴幸、副代表:清村 祐翔、副代表:佐藤 涼乃

千葉 晶子、黒川 乙葉、菅原 隆雅、三木 瑠菜、進藤 小雪、野原 小依、カレ・タオ、伊藤 純樹

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