パスワードのリセットをリクエストしますか?

ニュース

旭川大学東日本大震災ボランティアサークル円陣〜EnginE〜 第15回活動報告(2018年3月)

2018年08月28日 火曜日 / カテゴリー ニュース, 部活動

こんにちは。円陣です。大変遅くなりましたが、今年の3月に実施した第15回活動報告をします。

今回の活動目標は以下の3点でした。

  1. 学生交流会を通し他大学のボランティア団体と交流することで協働関係を築き,今後の活動の幅を広げる。
  2. 傾聴活動を通じて岩手県宮古市の方々と楽しい時間を共有することで、住民の方々がリフレッシュしてくれる機会とする。
  3. 中学生との交流会で楽しい時間を過ごす中で中学生の考えや思いを知り、今後どのように若い世代の方々と交流するか考えていく。

メンバーは計8名で日程は2018年3月8日(木)~3月13日(火)(移動日を含む)でした。活動内容は、学生交流会、宮古市追悼式典、フィールドワークの参加と仮設住宅談話室でのサロン活動でした。

今回は活動7年目にして初めて市の追悼式典に参加しました。これまでは正直に言えば「私たちは参加してはいけないのではないか」と思っていました。しかし今回初めて市民の皆さんと一緒に犠牲になった方々を心から追悼することができました。また、近内災害公営住宅でのサロン活動では14人もの方が来てくださりました。お昼ご飯は餃子とおにぎりを用意しました。包丁の使い方から餃子の包み方までたくさん教えていただきました。一人暮らしのメンバーが多い私たちにとっては大変勉強になりました。そしてとても楽しい時間を過ごすことができました。

一方で私たちの活動は岐路に差し掛かっているとも言えます。他大学の学生との交流会では、「私たちはこれをやっています」と正直に胸を張って言えませんでした。自分たちの力のなさです。またふりかえり会では「先輩たちがやってきたからこうしようではなく、自分たちがしたいことをやろう」「(他団体や他大学との)コラボといっても、それ以上進んでいない。交流して楽しかったねで終わっている。思ったことを行動していくこと。自分たちで動いていない。そうしないと変わらない。」と言った意見も出てきました。他団体との協働や中学生など若い世代向けの活動については進展がなかったことはとても残念でした。

今回の活動でもお世話になった宮古市社会福祉協議会、NPO法人みやっこベース、近内災害公営住宅の皆様、旭川大学の教職員の皆様に心から感謝申し上げます。

(旭川大学東日本大震災ボランティアサークル円陣〜EnginE〜一同)

(写真は掲載の許可をいただいております)

TOP