第6回シャトル研修を実施しました
保健師として就業した卒業生が母校に帰還し、在校生に保健師活動について報告するシャトル研修を1月12日(土)に実施しました。公衆衛生看護学概論を履修している2年生を対象に報告するもので、今年度で6回目となります。
今回は、就職3年目の白塚千紗さん、2年目の田中光留さん、同じく2年目の椿澤成美さんの3名の保健師から、就職した道立保健所や町についての紹介、保健師の活動、仕事のやりがいや魅力などについて報告していただきました。赤ちゃんから高齢者まで幅広い年齢の人と関わることができるという保健師の特徴や病院との違い、対象者と長く付き合っていく大変さとやりがい、支援が困難だった事例などを語ってくれました。3人とも大勢の前で話すのは緊張すると話していましたが、新任期とは思えない堂々とした報告で、仕事の難しさを感じる一方で日々勉強し努力しながら楽しく仕事をして活躍されている様子が伝わってきました。巣立った卒業生がとても頼もしく、保健師として働いてよかったと思っていることに嬉しく感じました。
そんな卒業生の話を聞き在校生も刺激を受け、質疑応答では、「保健師課程と看護師課程の違いは?」「住民からの相談はどれくらいあるのか?」「仕事のために普段どのような勉強をしているのか?」等の具体的な質問があり、保健師について興味を持ち仕事についても理解できたようでした。さらに、話し方などプレゼンテーション方法についても参考になった様子でした。また、保健師になりたい気持ちが強くなったとの感想もあり、2年生はこれから保健師教育課程の選抜試験があるため、職業選択の参考にもなったと思われます。
報告してくれた3名の他に当日研修に参加した卒業生にも、在校生に向けて熱いメッセージをいただきました。ありがとうございました。また、都合で当日参加できなかった卒業生の皆さん、次年度のシャトル研修でお会いしましょう!
(文責 工藤さつき)