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ニュース

旭川大学震災ボランティアサークル円陣~EnginE~第17回活動報告

2019年04月03日 水曜日 / カテゴリー ニュース, 部活動

Ⅰ 活動日程

平成31年3月23日(土)~3月28日(月)(移動日含む)の6日間

 

Ⅱ 活動場所

岩手県宮古市災害公営住宅(近内、西町、鴨崎、八木沢、磯鶏)ならびに公民館(西上村、鍬ヶ崎)計7カ所

 

Ⅲ 活動目標

私たちのモットーは「必要とされる限り関わり続ける」です。岩手県宮古市では道路や建物の復興は進んでいますが、心の復興はこれからだと思います。そこで以下の目標を掲げました。

住民の方々と楽しい時間を共有することで、次の活動(3年後、5年後、10年後)につなげる。

 

Ⅳ 活動概要

今回の活動の参加メンバーは、学生5名と教員1名の計6名でした。23日に旭川を出発し、24日の朝に宮古入りをしました。27日夕方まで計7カ所の災害公営住宅ならびに公民館の集会場で活動をしました。内容は「お茶っこ」(お茶を飲みながらお話をする活動)、アンサンブル演奏会、カラオケ交流会でした。また23日に開通したばかりの三陸鉄道南リアス線に乗ることもできました。

 

Ⅴ 活動を通して感じたこと

今回、吹奏楽部の3人が初めて活動に参加しました。「私たちに何ができるのか」「求められているのは何か」など不安なことだらけでした。しかし私たちが宮古に行くだけで意味がある、と強く感じました。

復興ソング「花は咲く」の演奏の際に、住民の皆さんが涙ながらに聴いてくださいました。「津軽海峡・冬景色」「川の流れのように」の演奏の際には一緒に口ずさんでくれる方もいました。アンコールもありました。吹奏楽部にも所属している3人は10年近く楽器を吹いてきましたが、演奏をしてこれほどまで「やってよかった」と思ったことはありません。聴衆の皆さんとの一体感を強く感じました。八木沢災害公営住宅では、住民の皆さんと「花は咲く」の合唱もしました。音楽の素晴らしさを感じました。

今後は高齢者の方々の他にも、教職課程で学ぶ学生もいるので子どもたちとの交流もしていきたいと思っています。宮古の子どもたちと一緒に、高齢者の皆様の前で演奏できればとても嬉しいです。

今回、お世話になった宮古市福祉協議会の飛澤由香利様、住民の皆様、ゲストハウス3710の皆様、旭川大学の教職員の皆様、心より感謝の言葉を申し上げます。

 

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