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2020年度 教育実習報告会を実施しました

2021年02月12日 金曜日 / カテゴリー ニュース

2021年1月23日土曜日15時より旭川大学短期大学部251教室において、2020年度の教育実習報告会が行われました。今回報告を行ったのは、経済学部経営経済学科4年生7名でした。実習を終えて感じたことや考えたこと、これから教育実習を控える後輩に伝えたいことを発表しました。

 

タイトルは以下の通りです。

協働からの主体性(夏井一哉 実習校 旭川市東明中学校)

モヤモヤした4年間(安藤優太 実習校 旭川市旭川中学校)

最後まで諦めない!!(浦田萌子 実習校 岩見沢市栗沢中学校)

「学び」への問い(伊藤和稀 実習校 旭川実業高校)

生徒を信じ、先生を信じ、自分を信じて(川村香奈 実習校 稚内大谷高校)

この学校に行ってよかった!!!(村上麗 実習校 北海道網走南ヶ丘高校)

挑戦者(渡部創太 実習校 札幌山の手高校)

 

4年生の発表を聞いて学んだことはたくさんあります。例えば夏井実習生は、生徒の主体性が大切であり、主体的に対話・協働し、創造することで人は成長できること、そしてこれこそが教育の本質であるということを私たちに訴えてくれました。また私たち教職希望の大学生が主体的に子どもたちと関わっていくことが大切ということも伝えてくれました。他にも「伝える難しさ」「意味のない経験はない」「諦めない気持ちの大切さ」「生徒が授業において、学ぶ意欲や楽しさを見出せるように授業デザインの大切さ」「生徒、指導してくれる先生、自分を信じることの大切さ」や定時制高校における教師の思いなど、様々な教育実習で先輩たちの学びを聴くことができました。4年生の教育実習での喜びや楽しみ、葛藤などを直に知ることができました。

 

4年生の発表はそれぞれ個性が出ていたと思います。昨年までの反省点でもあった、学生たちからの質問しにくい固い雰囲気を少しでも和らげることと、実習生が教育実習で得たものを最大限に引き出したいということから、質疑応答の際に「ファシリテーター」を設けました。ファシリテーターを中心に質疑・応答を進めた結果、先生方が出席されている、そして例年よりも広い会場を使用したにもかかわらず、学生たちから多くの質問や意見が出てきました。例えば普通科や体育科などのコースがある高校で実習した4年生に対しては「教えるコースによって授業の仕方を変えていたのか」、また部活動に指導者として参加した学生には「部活動を指導する上で心がけていたことは何か」という質問がありました。それぞれ学校現場体験を積み重ねた上での課題意識につながっています。非常に良い質問だと思いました。

今年度の教育実習報告会はとても充実した時間となりました。3時間半という決して短くない時間でしたが、後輩である私たちにとって、教育実習をより身近に感じ、意識を高め、具体的なイメージを持つ良い機会となりました。

最後になりましたが、実習校で指導にあたられた先生方、そして思いを込めた発表をしてくれた4年生に篤く感謝申し上げます。

(文責 経済学部経営経済学科 3年 福田茉央 教育実習報告会実行委員会副委員長)

 

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