毎年10月22日は国際吃音啓発の日です。吃音とは言葉がつかえて流暢に話すことが難しい障がいのことで、およそ100人に1人いると言われています。子どもの吃音もありますし、大人の吃音もあります。大人では自分の吃音を周りに気づかれないように隠しながら生きている人もおり、子どもの吃音よりわかりにくいこともあります。また、大人の吃音の相談や診療を行っている専門機関も少なく、生活や仕事で困っているのに合理的配慮や支援が受けられずにいる人もいます。

吃音に関する社会の正しい理解・啓発のためのトークイベント（主催：写真文化首都「写真の町」東川町、後援：旭川市立大学短期大学部幼児教育学科熊田ゼミナール）が10月22日（日）に東川町せんとぴゅあⅡ（ほんの森）にて開催されます。昨年に引き続き２回目の開催となりますが、今年は当事者の若者3人が集結し、吃音と仕事をテーマに語り合います。本学幼児教育学科准教授で言語聴覚士（ST：Speech-Language-Hearing Therapist）の熊田広樹先生も、医療・福祉現場での豊富な臨床経験をもとにコメンテーターとして登壇します。

定員20名となっておりますので、お申し込みは下記URLよりお早めにどうぞ。
http://www.tona-kuma.com