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ニュース

地域体験実習体験報告会

2023年11月06日 月曜日 / カテゴリー ニュース, 保健福祉学部, 保健看護学科

去る9月15日(金)、地域体験実習の報告会が実施されました。本学保健福祉学部保健看護学科では、

2022年度のカリキュラム改正により、1年次に地域で暮らす人々の暮らしと健康を学ぶ「地域体験実習(1単位)」を新しく導入しました。今年度がその2年目となります。社会システムが「生活モデル」にシフトする中、地域を担う看護職の役割も拡大しています。訪問看護ステーションや、地域包括支援センターなどこれまでの医療施設 以外で活躍できる場も広がってきています。

地域体験実習では、地域社会に生きる人々の多様性を理解する第一歩となる。社会の中で生活する人々、そして成長・発達し続ける人々を、見る音、聴くこと、感じることを通し、暮らしの中の健康を知ることのできる実習として本実習を1年生に導入しました。

本実習では、1年生4名程度のグループに分け、そこの保健学科教員一名が支援に入り、旭川市にある16の施設にわかれて実習をします。事前に施設について調べ学習を踏まえつつ、地域で暮らし働く人たちの生活の場に足を運び、お話を伺いながら、仕事や生活の様子、その中にある健康について学んできます。発表では、子どもの健康を考えた大人の役割や、働くことに対するストレスマネジメントの様子、いきいき楽しく健康に暮らす高齢者の生き方に感銘を受けた様子などが報告されていました。

 

実習施設は、認定こども園から小学校や高等学校、また企業や職業訓練センター、旭川市社会福祉協議会や地域包括支援センターなどです。ライフサイクルに応じた特徴を踏まえながら、その暮らしの様子や発達段階に応じた健康の特徴などを見ること聞くこと体験することを通じて、看護の対象である地域で生活する人々により一層興味・関心を持つことができました。これから看護を深く学でいくための動機づけとなったことでしょう。

ご協力いただきました実習施設の方々に感謝申し上げます。

文責:地域体験実習担当教員 泉澤真紀

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