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ニュース

2023年度看護研究発表会開催!(2024.2.17)

2024年02月19日 月曜日 / カテゴリー ニュース, 保健看護学科

開会にあたり三上学長より、ご自身が学生時代に取り組まれた研究の紹介とともに研究に携わる過程での協働活動によって得る価値についてご教示いただいた。また、翌月には本学初の卒業生として式典で送り出す慶びとともに有意義な会となるよう動機付けていただいた。

研究発表は、学生の感染予防行動に関連する要因や感染予防行動が及ぼす影響(手洗い、換気、マスクによる容姿意識の変化)など、昨年度同様COVID-19に関連した研究が多く、看護学生の関心の高さが伺えた。また、臨地で実習できない期間が長期化したことに伴う対人関係能力やオンラインでのコミュニケーションスキル、学生としても身近な生活と関連した音楽(イヤホン等の利用による聴覚への影響、ストレス緩和としての活用)、月経、社会的にも関心が高まっている高齢者の自動車運転免許返納やヤングケアラーについての発表もあった。更に小児から高齢者に至る看護対象者に焦点を当てた研究もあった。

 

 

発表後は、質問作成時の参考文献、テーマと方法の整合性、調査対象の妥当性、倫理的配慮、調査時の条件整備、調査への協力や回答用紙の回収率向上のためのデータ収集方法等の質疑応答がなされた。そして、今後研究に取り組む際の留意点が共有された。

発表会の最後には、信木学部長より、COVID-19含み世の中の変動は生じ続ける中で研究に取り組む意義をご教示いただいた。また、澤田学科長からは医療現場に限らず、様々な社会の場で、自分で考え、言葉で伝え続けてほしいとエールが送られた。

 

 

本看護研究発表会をもって4年間の全課程の履修を終了した。そして4年生は、3/19に卒業式を迎え、その後は各々看護活動の場に向けて進んでいく。今後は看護職として現場で見つけた課題の解決を目指し、看護研究発表会で学んだことが活かされることを期待する。

 

 

                                          (記事:看護研究推進委員 中川初恵)

 

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