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ニュース

経済学部「金融論」を「旭川市立大学 市民公開講座(AEL講座)」として一般公開しました

2024年06月27日 木曜日 / カテゴリー ニュース, AEL事業

本学経済学部で開講している「金融論」(担当 佐々木 潔 教授)の授業を、「旭川市立大学 市民公開講座(AEL講座)」の特別講座として一般市民に公開し、6月24日(月)に本学の学生と共に受講いただきました。

今回、特別講師として、財務省北海道財務局旭川財務事務所長の吉沢 貢 氏をお招きし、「道北の経済情勢と地域金融を眺めてみる」と題してご講義いただきました。

吉沢所長は全国と北海道、そして道北地域の3つの経済データを比較分析し、現在の日本の経済情勢を分かりやすく紐解き解説いただきました。

マクロ経済から道内データをみると、北海道の観光の優位性が際立つほか、道北は農業と漁業を中心とした第一次産業のポテンシャルが高いことが浮き彫りになりました。

とりわけ、豊富町の生乳という地域資源が上手く活かされていないといったご指摘のほか、平均所得全国ランキング6位の猿払村の要因は何かといった示唆に富む吉沢所長の講話に受講者は釘付けになりました。

今回一般参加された近隣自治体職員の方の受講アンケートでも、「業務上の参考になるものが多く今後も積極的に参加したい」といった感想も得られ、多くの市民から大変勉強になったと好評でした。

たとえ小さなマチでも、経済の土台(下部構造)がしっかりしていれば、住民の暮らしの豊かさにつながるという知見により、本学が立脚するこの道北地域の可能性に希望の光を灯す重要な視座を得ました。

本学地域連携研究センターは道北地域に根ざした「知の拠点」として、地域社会の持続的発展ならびに市民生活の質(QOL)の向上に資する研究をこれからも推進してまいりたいと思います。

吉沢所長、貴重なご講義をありがとうございました。

旭川市立大学 地域連携研究センター

所長 大野 剛志

担当の佐々木教授よりご紹介

本学との連携協定についても語ってくれました

旭川財務事務所長・吉沢氏

柔らかい口調で皆さんに語ってくれました

たくさんの学生・市民の方に参加いただきました

経済の基本となる用語の解説

分かりやすい資料もたくさん提示してくれました

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