一次救命処置講習会を行いました!
9月6日(金)に教職員向けに、一次救命処置講習会がありました。
学内にあるAEDの練習機と心臓マッサージも行える人形を使い、職員が講師となり講習会を行いました。
まず初めに、デモンストレーションを行いました。
傷病者の発見→意識の有無を確認→周囲に援助を呼びかける→呼吸の確認→
心臓マッサージを開始→AEDの到着→AED装着→音声に従い心電図解析後に電気ショックボタンを押す→再び心臓マッサージ→救急車到着
以上のような流れを、参加者に見てもらいました。
特に、心臓マッサージは、実際に傷病者を発見した際に早急に始めたい大事な処置になります。そのため、詳しく説明を行いました。
胸の押す位置は胸の中心を押すことや押し方は肘を延ばし、手の付け根を胸に当て体重をかけるように押すこと、押す時の速さは100~120回/分の速さで押すためその速さにあった曲を掛けながら、テンポを確認しつつ行いました。
その後に順番に、参加者に体験をしていただきました。
心臓マッサージを正しく押せると人形のセンサーが緑色に光るのですが、実際に実施してもらうと、押す位置がずれていたり、押す深さが足りなかったりしてなかなか緑色に光るまでに何回か押してみないと感覚がつかめませんでした。
AEDは、電極パッドを貼る位置はパッド自体に書いてあることを確認し、人形に貼ってみました。その後すぐに心電図解析が始まるため、その間と、電気ショックの時は、音声でも指示がありますが、傷病者の体に触れないように離れることを伝えました。
今回は、少人数の参加ではありましたが、皆さんが積極的に体験したり、様々な質問があったりと、活気のある講習会になりました。
いつどこで傷病者を発見するかは分かりません。1年に1回でも経験しておき、何かの時に少しでも一次救命処置にかかわれるようになったらいいなと思っています。
文章 保健室担当 看護師 秋山ゆかり