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経済学部「金融論」特別講義【金融自由化後の30年を振りかえる】を「AEL講座」として開催

2025年06月27日 金曜日 / カテゴリー ニュース, 経済学部, 高大連携・生涯学習事業

旭川市立大学と包括連携協定を締結している財務省北海道財務局旭川財務事務所の 田口 明宏 財務事務所長を特別講師としてお招きし、以下の通り、特別講義兼AEL講座を開催しました。

 

開催日時:令和7年(2025年)6月23日(月)14:40~16:10
開催場所:旭川市立大学 3階 311教室
講義タイトル:【金融自由化後の30年を振りかえる】

特別講師:財務省北海道財務局旭川財務事務所長 田口 明宏 氏

 

 まず、旭川財務事務所の紹介から始まり、そして、金融自由化後のバブル経済の生成と崩壊、リーマンショックのサブプライムローン問題の構図について、詳細に説明及び解説して頂きました。特に、リーマンショックを100年に一度の信用津波と表現されたのが印象に残りました。また、東日本大震災発生により策定された私的整理ガイドラインが、現在、大規模災害に被災された方々へ対象を広げた「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」として機能していることを知りました。

 更に、今後の課題として、金融機関のM&A支援を含めたコンサルティング機能の強化や、事業者が、不動産担保や経営者保証等によらず、事業の実態や将来性に着目した融資を受けやすくなるよう、事業性融資の推進に関し「企業価値担保権」等について定める「事業性融資の推進等に関する法律」が昨年(2024年)6月に成立していることを学びました(現時点では法律施行前)。

 会場では、経済学部の「金融論」の受講学生を中心に約60名が熱心に聴講しました。田口財務事務所長、貴重な特別講義をして頂き、誠にどうもありがとうございました。

                            担当:旭川市立大学経済学部 教授 佐々木 潔

旭川財務事務所長 田口 明宏 氏

財務省北海道財務局旭川財務事務所の紹介

真剣に講義を受講する学生達①

真剣に講義を受講する学生達②

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