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栗田ゼミ

春光台エコチャレンジ!CLEANGO(2022.7.9)

2022年10月06日 木曜日 / カテゴリー 栗田ゼミ

春光台エコチャレンジ!CLEANGOの企画と運営(2022.7.9)

今年度の栗田ゼミは2~4年次の29名で活動しています。今年のテーマは“子どもと取り組むSDGs”。コロナ禍の中であっても、「住みやすく」「住み続けられる」地域、持続可能なコミュニティをつくるための取り組みを、子どもとともに考え、実践していきます。

去る7月9日土曜日に『春光台エコチャレンジ!CLEANGO』が開催され、ゼミナールとして企画・運営に関わりました(春光台SOS安心ネットワーク主催)。

この企画は、小・中学生、地域住民が世代を越えて将来(10年後)に向けた地域づくりについて話し合う場として開催された2020年9月の『第1回春光台未来プロジェクト』、そして昨年11月の『第2回春光台未来プロジェクト』において、ゴミのポイ捨て問題が2年連続で地域課題として共有されたことがきっかけとなりました。

 

住みやすい街:春光台の環境を守り「もっと良い街に!」、そして、住民どうしが「世代を越えてつながりたい!」。

 

春光台で暮らす小・中学生、そして住民の方々から述べられたこれらの思いを実現する一つの手法として、[ゴミ拾い(CLEAN)]と[ビンゴ(BINGO)]を掛け合わせたイベントの開催を通じて、地域の環境を改めて知り、子どもと大人が互いに交流でき、春光台全体で人と人とのつながりを広げていく…そのお手伝いをしたいと考えました。

・「わたしが」=地域で暮らすすべての人が
・「動けば」=行動すれば(ゴミを拾う、ポイ捨てをしない)
・「まちが」=春光台・鷹の巣地域が
・「きれいになる」
これが今回のテーマです。

そこで、3月に、春光台SOS安心ネットワーク地域づくり部会のメンバーが、千歳市で“エコチャレンジ!CLEANGO ”を始められた『CLEANGO実行委員会』のお二方からお話を伺いました。

4月に入り、ゼミナールで千歳市のこの取り組みを学んだうえで、各プログラムを担当する学年混合のチームを作り、学生間が交流を図りながら準備を進めていきました。

6月下旬には大学構内で6グループに分かれてゴミ拾いを行い、当日のシミュレーションを行い、運営上の課題を話し合いました。

 

今回の取り組みでも、ゴミ拾い(CLEAN)に加えて、どのようなゴミが落ちているのかを予想してビンゴ(BINGO)シート(ダンボールの再利用)を作り、ゲームの要素を取り入れながらゴミ拾いを行いました。なお、当日は千歳から実行委員会のお二人も駆けつけて下さり、CLEANGOの取り組みと思いについてお話をしていただきました。

なお、今回は春光台公民館と春光台地区センターの2会場に分かれて、79名が参加して、およそ3.8キロのゴミを拾うことができました。Zoomを活用して両会場をつなぎ、結果を共有しました。

 

  

↑「春光台公民館」会場の様子(参加者37名)

 

  

↑「春光台地区センター」会場の様子(参加者42名)

 

この取り組みの背景から当日の結果(エリアごとのゴミの量・種類)、さらに発見・抽出された地域課題については、11月に開催を予定している『第3回春光台未来プロジェクト』で報告し、次につなげていきます。

 

※春光台SOS安心ネットワーク(2011~):認知症の方や障がい者が行方不明になったときに、捜索に取り組み、「安心・安全な春光台地域」を目指し活動する、地域の住民組織や高齢者、障がい者施設等で構成されたネットワークです。
地域住民が参加する行方不明者の模擬捜索体験や、今後の春光台地域を考える研修会も開催し、ネットワークを地域に広げる活動を展開しています。地域の将来を見据え、子どもたちが住み続けたい魅力ある地域づくりのために、活動の幅を広げています。

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