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任 ゼミ

【活動レポート】任ゼミナール2023学外活動2

2023年11月06日 月曜日 / カテゴリー 任 ゼミ

ゼミ活動報告「地域支えあいのまちづくりセミナー」

10月28日(土)旭川市公会堂で行われた「令和5年度 地域支えあいのまちづくりセミナー」を聴講しました。

コロナの影響で4年ぶりに開かれ、テーマは「支えあいの仕組みづくりの必要性~いくつになっても、いきいきと暮らせるまちをつくる~」、3団体の共同開催で、旭川市民生委員児童委員会・旭川市市民委員会連絡協議会・社会福祉法人旭川市社会福祉協議会、後援が旭川市で、3部構成にて行われました。(参加者約200人)

 

 

 

 

 

 

【情報提供】旭川市子ども総合相談センター 所長 岩崎 功氏

令和5年新規「ヤングケアラー等支援事業」における、ヤングケアラーが暮らしやすい地域とは、ヤングケアラーを知る・理解する・視点を持つ・見守りと、ケアの負担軽減のために医療や福祉サービスの利用につなげることや、特性として、表面化しにくい問題であるため、地域の支えあいで支援につなげる重要性を学びました。

 

 

 

【基調説明】旭川市社会福祉協議会 地域共生課 課長補佐 柴田 淳氏

「支えあいの仕組みづくりの必要性について」、旭川市社会福祉協議会・地区社協(旭川市53カ所)の実施主体である、「地域支えあいのまちづくり推進事業」の現状・見直し、新規・強化事業について、旭川市内におけるボランタリーな活動事例と、新規「地区ボランティアセンター事業」の活動を考えるにあたり、さらなる地域での連携が求められていると話されていました。

【講義】東京都町田市社会福祉協議会 地域福祉課地域福祉係 主事 開発 雅也氏

地域の概況等の説明では、社会福祉法人が中心となり活動している地区社協、玉川学園地区の活動等、地域特性がまちづくりに反映されていることをご紹介いただきました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

本セミナーのメインである「人生、お互いタマ!」玉ちゃんサービスの創設者である、

東京都町田市玉川学園地区社会福祉協議会 理事 岩崎 克己氏は、立ち上げから現在までを事例を交えながらお話いただき、あえて有償ボランティアにしていること、「事業者の役割として利用する側と協力する人を苦情込みでコーディネートする。また、①地域に密着した活動で、地域福祉ネットワークとの連携、②地域住民が協力者として、日常的な近隣の助け合いの範囲の支援であること、地域を限定することで話題が共通して循環が生まれる。」と、理念や目標が明確であることが、印象に残っています。

今回のセミナーでは、制度の狭間にいる人をつなげるために、地区社協や多機関との連携についての重要性、事例や先駆的な活動、リアルな声を聴けたことは、地域共生社会におけるまちづくりの課題や問題に触れる大切な機会でした。

おわりに、一般市民としての参加でしたが、東京都町田市社会福祉協議会・玉川学園地区社会福祉協議会理事岩崎様・共催の3団体関係者・後援である旭川市にお礼申し上げます。

文責:任ゼミ 宮原

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