パスワードのリセットをリクエストしますか?

任 ゼミ

【活動レポート】任ゼミナール2024学外活動1

2024年04月22日 月曜日 / カテゴリー 任 ゼミ

任ゼミナールゼミ活動in手話カフェ

今年度、初課外ゼミ活動「手話カフェ」に、4月21日(日)参加してきました。

肌寒い日でしたが、参加者30名が集い楽しいひと時となりました。

 

北彩都ガーデン内のガーデンセンターで月に1回開催(不定期)、「聞こえない・聞こえる関係なく、沢山の方々が笑顔で交流できる集いを開催する。お茶を飲みながらの交流の中で、オリジナルcoffeeと手作りケーキをふるまい手話の普及を行う。」

旭川市社会福祉協議会の登録ボランティア団体である「dream café &手話カフェ」が運営しています。


社会福祉的な視点で表現すると、聞こえない当事者・団体、社会資源である手話通訳や多種・多様な専門職、ボランティアと交流ができ、立派なエコマップが描けそうな場になっています。手話ができなくても、勉強中の人も、シンプルにコーヒーが好きな人にもお勧めです。(オリジナルコーヒーが美味しいです)

 

 

 

手話は見る言語なので表現力に引き込まれます。手話がわからなくても、表情や表現をみると理解できるから不思議。また、聞こえない人たちの居場所づくり、情報交換の場にもなっています。

旭川市には「手話言語に関する基本条例」が制定されているのはご存知でしょうか?平成28年7月1日から施行されている本条例は、全国38都道府県/21区/357市/110町/6村 (令和6年4月16日現在)と多くの自治体で手話言語条例が制定され、情報交換を目的として全国手話言語市区長会が組織されています。今年は旭川市で第7回手話劇祭の開催が決定しています。全国からたくさんのゲストが来旭されるそうで、今から楽しみです♪

「dream café &手話カフェ」で手話を通して、地域の聞こえない方のお話を教えていただきながら、傾聴や受容、言い換えなどを実践した有意義な一日でした。

聞こえない皆様、スタッフの皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました。

カフェ内の画像は「dream café &手話カフェ」さんからご提供いただきました。

(文責 宮原)

 

※平成18年12月に国際連合の総会において,「手話は言語」と明記され、言語の選択と使用を保障する「障害者の権利に関する条約」が採択された経緯があり、日本では平成23年8月に改正障害者基本法において「全て障害者は,可能な限り,言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められ、国及び地方公共団体は,障害者の意思疎通の支援や円滑な情報の取得及び利用のための施策を講ずることが義務付けられました。

TOP