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長濱ゼミ

鷹栖共生会見学ツアー とわ北斗編

2023年07月26日 水曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

長濱展開ゼミナールのフィールドワーク報告です。

前回に続き、鷹栖共生会見学ツアーの報告第三弾としまして、今回は「とわ北斗編」になります。

 

 

 

とわ北斗は、旧北斗小学校を利用した就労継続支援B型の事業所です。

こちらでは、家具類の再生、農福連携として、鷹栖町特産のオオカミの桃(トマトジュース)用のトマト栽培やワイン用のブドウ栽培しており、とても楽しみな見学場所です。

 

 

 

それでは、ゼミ生の見学の感想を載せながら進んでいきます。

 

 

 

小雨降る中、とわ北斗に到着です。

 

 

 

さっそく、とわ北斗の支援課長・サービス管理責任者の川西様に見学のご案内と説明をいただきました。

 

 

 

とわ北斗を見学して  山原愛里

とわ北斗の見学では、再生販売している家具を見て、新品同様に作られていて、その上定価よりもとても安く手に取りやすい品揃えでした。長い歴史がある地域の特性を生かした品物(蓄音機やそろばんなど)も置いてあり、見ているだけでも楽しかったです。

 

 

 

北斗小学校としての歴史を感じる名残がいろいろと展示されています。

 

 

 

とわ北斗での活動の流れの説明を受けています。

 

 

 

とわ北斗を見学して  柿崎准基

とわ北斗は、元々小学校だった建物を改装していて、学校のいい所(独特な下駄箱など)はしっかりと残していて尚且つ古かったところは整備していて、学校感が残りつつも全く新しいものに仕上がっていてとてもすごかったです。それもそのはず、とわ北斗にいる大工さんと利用者さん達の修理したタンスや机等の家具は新品同様の仕上がりになっていて、値段の安さからは感じられない品となっていました。また、とても広いぶどう畑とトマト畑は途中で雨が降ってきたのであまりいられなかったものの、360度ぶどう畑という強いインパクトが今でも忘れられません!

 

 

 

再生できなかった家具類も余すことなく再利用されています。

 

 

 

家具の再生が行われている工房内です。再塗装するために塗装を剥がす工程です。

 

 

 

とわ北斗を見学して  髙田凌矢

とわ北斗を地域唯一無二の存在にさせる取組みをしていると感じました。また、木工だけでなく、さまざまな家具も販売していることを知りました。

 

 

再生された家具類は旧体育館に展示されていますが、どれも素晴らしいものばかりです。

 

 

とわ北斗を見学して  田中朝陽

とわ北斗では学校の雰囲気を残し懐かしさを感じました。再生工房では作業する人の得意分野に分けて互いに助け合いながらオリジナル商品を販売し、お客さんを楽しませるような活動を行っていることが知れました。展示してる商品を見ますと形も綺麗だし、触り心地も良く使ってみたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

とわ北斗を見学して  小野寺悠

利用者一人ひとりの特性に合わせた仕事を提供することによって、レベルの高い家具や食事を提供することを可能にしていて、それを実際に見学することで実感することができよかったです。

 

 

 

この素敵な電話ボックスも再生品です。とわ北斗内の休憩室スペースに設置されています。

 

 

 

とわ北斗1階にあります売店を見学しています。鷹栖町の特産品も並んでいます。

 

 

 

とわ北斗を見学して  鵜野ひかる

とわ北斗では、生活介護と就労継続支援B型の取り組みとして行われているレストラン・売店、ロッキーランド(農業)、再生工房を見学してきました。中でもロッキーランドのぶどう畑が想像以上に大きくて、特に印象に残りました。他にも再生工房で作り直された家具などはお店で売っているものと変わらないくらい綺麗で、レストランもメニューがとても充実していて驚きました。

 

 

 

売店から続いているレストランの見学です。とても豊富なメニューが揃っており、とわ北斗で働いている方々はお昼に好きな好きなメニューを選んでのお食事となります。

 

 

 

とわ北斗内の見学後に質問の時間を設けていただきました。

 

 

 

とわ北斗を見学して  北田彗志

とわ北斗では、特に色んな人が就労支援を受けることができるようにという考え方を感じました。とわ北斗では、4つの活動があり、それぞれの活動には生活介護や通所介護、その他に一般で働いていて、その後精神疾患などをおってしまった方などがそれぞれの心身状況に合った活動を行うことができるようになっていました。そして、それぞれの科にはその作業に特化した職人の方がいて、その方と共にそれぞれの活動を行っていて、木材の作業では、資格が必要な作業などもあると話されていました。施設を案内する中で話されていました、「それぞれの心身状況に合った活動」ということから全ての症状の方が就労支援の機会を得られるような施設になっていると感じました。

 

 

 

続いてロッキーランドの見学です。現時点で、ブドウが1万5,000本植えられており、とても広くて壮大な景色です(写真では上手く伝わらないのが残念なほど広大です)。

更に農地を広げるために土地を購入されており農園の拡大化が計画されています。

 

 

 

 

現在は、ブドウの栽培のみで醸造は別会社に委託していますが、本数を増やす計画(今年度1,000本弱、次年度2,000本、更に翌年は4,000本)が計画されているため、委託では難しいということで自前のワイナリー(ワイン醸造所)建設という計画が進められているということでした。

 

 

 

奥に見えるビニールハウスはトマト用のハウスになります。さらにその奥にこれからワイナリーの建設予定地があります。

 

 

 

今回をもって3回に分けましたフィールドワークの報告は終了となります。

知識的には日々いろいろと学んでいますが、実際に見学を行うことで実感が違うと感じているようです。

ゼミナールでは、このような機会を設けながら、障害領域に触れる機会を大切にしていきたいと考えています。

 

 

今回の見学についてゼミ内における報告会を行いますが、その様子についてもあらためてお伝えしていきます。

 

 

展開ゼミナール一同

 

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