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長濱ゼミ

令和5年度 旭川市障害者水泳記録会の運営参加

2023年11月09日 木曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

皆さん、こんにちは。

長濱ゼミ展開ゼミナール(2年生)・専門ゼミナール(3年生)合同の活動報告です。

 

 

 

 

コミュニティ福祉学科3年の福原知謹(フクハラトモチカ)です。

 

去る、2023年11月5日は、長濱ゼミ初となる、展開ゼミナール(2年生)・専門ゼミナール(3年生)合同で行われる合同ゼミナール(2年生:6人 3年生:2人 学生合計:8人)を行いました。

 

 

 

 

 

本日の長濱ゼミの活動は、

 

旭川市主催の

【令和5年度 旭川市障害者水泳記録会】に運営協力として参加させていただきました。

 

 

 

(会場が旭川市障害福祉センターのおぴったです)

 

 

 

 

 

旭川市障害者水泳記録会は、バリアを抱えている方々の活動の発表の場となり、

またこの活動をきっかけにバリアを抱えている方々が水泳を始める機会になればという意味合いを含めた活動の会となっております。

 

(建物内にある温水プール:室温は30度ぐらいになっており動くと汗が出ます)

 

 

 

 

 

本日の水泳記録会では、まず始めにメンバーそれぞれがフィールドワークにおける役割を全うするということを目標に、しっかりと各々個人個人が事前に決めていた役割を割り振っておりました。

 

具体的には、

 

2年生の

鵜野ひかるさん、田中朝陽さん、高田凌矢さん、北田彗志さんには【招集員】

 

小野寺悠さん、柿崎准基さんは【スターター係】

 

3年生の

熊谷鈴夏さんは【通告係】

 

そして、私、福原知謹と長濱先生は、全体を統括しながらメンバーの写真撮影などを行いました。

 

 

 

(統括責任者である高橋さんの打ち合わせをしっかりと聞いている全メンバー)

 

 

 

 

(真剣な眼差しで話を聞く招集員の面々)

 

 

 

 

(花形であるスターター係である小野寺さんと柿崎さんのお二人は、審判長と念入りなミーティングを行っています)

 

 

 

 

 

 

またメンバーとは関係ないですが、会場には手話通訳者の方もおられ、様々なニーズの方の充足が図られているのだなと個人的に注目しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、長濱ゼミ、メンバーそれぞれの今回のフィールドワークを終えた報告を頂いたのでご紹介したいと思います。

 

 

【スターター係】

(小野寺悠さん、柿崎准基さん)

手にしているスターターピストルは、聴覚障害のある方に対応した発光型のピストルになります。

 

 

 

柿崎准基さん

コメント:僕は障害者の方と関わるのが好きなので、今回の水泳記録会のお手伝いをできると聞いてワクワクしていました。また、水泳をやっていたこともあり、大会そのものもとても楽しめました。実際に大会が始まると自閉症の方や耳が聞こえない方など様々な障害を持っている方と関われてよい機会だと感じました。

競技は障害を持っている人でも関係なく泳ぐのが速い方もいて驚きました。これを通して障害を持っている持ってないはスポーツという分野には関係なく、様々な分野で活躍出来るということを肌で感じました。
また次もぜひ参加したいです。

 

 

 

小野寺悠さん

コメント:今回のフィールドワークでは水泳記録会のお手伝いを通して状況に応じて臨機応変に対応することの大切さを改めて学びました。
支援を行う上で予定通りに進行していくことは難しく、その場での適切な判断をしなければならないということを身をもって体験し良い学びになったと感じます。
実際に障害のある方と接することができる貴重な機会を得ることができ以前より広い視野を得られことに繋がりました。

 

 

 

 

 

【招集員】

(鵜野ひかるさん、田中朝陽さん、高田凌矢さん、北田彗志さん)

 

 

 

 

 

 

田中朝陽さん

コメント:私は障害のある人たちが参加する障害者水泳記録会の運営ボランティアに参加しました。そこで私は招集係を担当し、障害者の方の名前の確認や待機場所の誘導を担当しました。初めは自分からは積極的に動けず、運営の担当者に頼ることが多くなってしまいましたが、後半になると徐々に動きに慣れてきて、自分から率先して待機している場所からの誘導することができ、大会運営に携わることで達成感を感じました。

 

 

 

北田彗志さん

コメント:水泳競技会に参加することで、障害者の能力の高さ、障がいのある方とのかかわり方を学びました。視覚障害、身体障害さまざまな障害のある方が参加していましたが全ての方が練習の成果を出そうと泳ぐ姿、早く泳ぐ姿が強く印象に残りました。

障害のある方と関わるという点では、最初はどのように関わればいいのか戸惑いもありました。私は招集係をしていたのですが、その中で具体的な言葉での声掛け(○番の書いてある席に座って待ってくださいなど)や手で場所を示し誘導したり、できる限り目線の高さで話すなどの心がけをすることでコミュニケーションがスムーズに行う事ができ改めて学びになりました。今回の学びを今後の学習などに活かしていきたいです。

 

 

 

鵜野ひかるさん

コメント:今回、旭川市水泳記録会に運営ボランティアとして参加させていただいて、障害を持つ方にとってスポーツは生活の質の向上、社会参加の促進など重要な役割を果たしているのだということを学びました。また、競技に参加されていた方々は身体や知的など障害の特性は違っていますが、全ての人が平等に、スムーズに競技に参加できるよう工夫がされている(例えば聴覚に障害のある方はライトの点滅が合図になっていました)ことを知り、障害を持つ方への適切な合理的な配慮について勉強になりました。

 

 

 

高田凌矢さん

コメント:今回の長濱ゼミのフィールドワークでは、水泳記録会の招集係として色々なハンディキャップを背負っている障がい者の方々と、本格的にかかわることが出来ました。そこでは、さまざまな障害を持っている人が選手として競技会を楽しんでいました。招集を行う際に、自分の説明を上手く理解して貰えずに、スムーズな移動ができない場面があり、障害のある方の特性を理解しながら関わることの難しさと大切さを知る良い機会となりました。

この貴重な体験を糧にして今後もさまざまな活動に取り組んでいきたいです。

 

 

 

 

 

【通告係】

熊谷鈴夏さん

コメント:今回のゼミでは、旭川市主催の水泳記録会の通告係として、一組ごとに泳者の紹介を行った。

泳いでいる様子をみていて、純粋に「かっこいい」と思った。身体や知的などそれぞれにあるバリアはさまざまであったが、無事に泳ぎ切り、周りから称賛され、本人も誇らしそうにしている姿は、障害など関係ないインクルーシブ社会の一端を見ることができたように思う。

今回のように日頃の練習の成果を発揮できる場があることは、モチベーションにつながり、仲間と出会うきっかけとなり、選手自身やその家族にとって貴重な機会となるのではないかと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は、長濱ゼミ初となる合同ゼミナールでした。

普段あまり交流がない学年を超えた活動というのもとてもよい機会であったなと感じております。

 

当事者であるバリアを抱えている方々が個人の尊厳の基、主体的な活動を行っている現場に参加できたことはとても貴重な体験でした。

今回の水泳記録会のように、市が主催となり活動の機会が広がっていくことはとても素晴らしいことであり、我々大学機関も積極的に発信出来ればと改めて考えるきっかけとなりました。

 

(最後にメンバー全員での記念写真)

 

 

旭川市立大学

コミュニティ福祉学科3年

福原知謹

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