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長濱ゼミ

令和5年度 権利擁護研修に参加

2024年03月02日 土曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

前回の記事から約1カ月も空いてしまいました。

(前回の記事はこちら:令和5年度 旭川ウェルビーイング・コンソーシアムの合同成果発表会に参加

 

長濱ゼミ専門ゼミナール(3年生)の活動報告です。

 

 

 

 

皆さんお久しぶりです。

コミュニティ福祉学科3年の福原知謹(ふくはらともちか)です。

 

前回の記事からのここ数日までの1カ月は様々忙しくしており、

分刻みのスケジュールをこなしていたのですが、やっと色々なものに向き合える時間がとれるようになりました。

 

 

 

 

 

去る2月4日は、

社会福祉士を目指す人間たちには大きなイベントである「社会福祉士国家試験」がありました。

 

僕らゼミ生は、

ゼミ生としてゼミの先生を最大限利用する(言葉は乱暴ですが)【権利】をもっていると思っているので、

先生に常に国家試験のアドバイス、もらいながら進めていきたいなと思っているところです。

 

 

尚且つ、僕ら長濱ゼミは、

 

社会福祉士国家試験合格率100%

 

をゼミの目標に掲げているので、否応なしに勉強に打ち込んでいかなければなりません。

 

 

 

ちなみに、今年の社会福祉士国家試験が終わって今年の問題を入手してから、

国家試験の勉強を本格的に始めていない現段階でどれだけ点数を取れるかをゼミ生で時間を計って解いてみました。

 

結果は、国家試験の問題数は150問あり、僕はあと6問取れば合格ラインというところです。

 

来年の1月は総復習であると考えた場合、

3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月(計10か月300日)をどう使っていくか。

 

 

現段階で、今年の問題を、

週6日1日2問(週1日は今まで解いた問題を総復習)(週の内1日は完全オフ)で勉強していこうと考えており、そうすれば75日間で終了予定。

つまり、約13週(約3ヶ月間)で終了(3月4月5月)

その後は去年以前の過去問を解いていく

 

僕はこれを【牛歩戦法】とよんでおります。

 

 

ちなみに、このような形でノートに問題を貼り、その周辺をまとめております。

 

 

 

 

この牛歩戦法にちなんで、

 

 

「一歩ずつ確実に、牛歩!!牛歩!!」

 

 

を今年の長濱ゼミのスローガンにしたいなと思っており、

 

「どうですか??」

と先生にプレゼンしようと思っております。

(先生、本当にこれをスローガンにどうでしょうか??)

 

久しぶりにブログを書くということで、筆が走ってしょうがないのですが、本題に入っていこうと思います。

 

 

 

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今回のタイトルにもあるように、

 

昨日(2024年2月29日)は、【旭川市障害者総合相談支援センターあそーと】主催の、

 

令和5年度 権利擁護研修

 

「障がいのある人の権利を擁護するってどういう事?」

 

が行われました。

 

 

 

 

 

基調講演として「権利擁護とは何か」と題して、長濱先生が講演するということで僕らも参加させていただきました。

 

〇基調講演「権利擁護とは何か」

講師:旭川市立大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科 長濱章雄

 

〇鼎談「障がい当事者、支援者が考える権利擁護とは?」

元パラスポーツ選手 永瀬充

旭川地域生活支援センター ピアサポーター 岡崎きよ実

旭川市立大学保健福祉学部コミュニティ福祉学科 長濱章雄

 

(今回は、主に旭川市社協・基幹相談支援センター・包括支援センター・居宅介護支援事業所などなど様々な福祉関連の関係者が集まり総勢50人弱の研修会となりました。)

 

 

 

 

 

 

ここで、そもそも

 

【権利擁護】

 

とはなんなのか??

 

 

 

 

この言葉は僕ら社会福祉を学んでいる人間にはとても大事なことであると考えております。

 

それは、社会福祉を担う社会福祉士においてもその社会福祉士の倫理綱領にしっかり明示されているからです。

 

 

【社会福祉士の倫理綱領】

 

社会福祉士は、

クライエントの権利を擁護し、その権利の行使を促進する

 

 

 

 

それでは、

まず始めに、今回の講演の感想を述べる前に、僕ら学生の考えとして。

 

 

複合語であると推測できる【権利擁護

 

つまり、【権利】+【擁護】の組合せであると考えられますが、この言葉自体を考えないといけないとまず思っております。

 

 

 

「権利」とは・・・

①ある物事を自分の意志によって自由に行ったり、他人に要求したりすることのできる資格・能力。

②一定の利益を自分のために主張し、また、これを享受することができる法律上の能力。

私権と公権とに分かれる

③情勢と利権

 

「擁護」とは・・・

〇侵害・危害から、かばい守ること

(参考:goo辞書)

 

 

 

以上の点から推測できることとして、

 

自分に当然あるべき利益に対し、

侵害する要因からまもられること

 

ではないかと考えられます。

 

 

では、逆にまもられていない状態とはなんなのか、そしてまもられていない状態があるとしたらそれはなぜなのかなどの疑問をもって僕自身は講演を聴くことができました。

 

 

 

それでは、今回の権利擁護研修会のお話に入っていきますが、長濱先生による基調講演「権利擁護とは何か」において、

 

そもそもの権利擁護の根底となる憲法からみる「権利擁護」と、そして歴史的変遷からの分析を聴くことができました。

 

 

この60分の基調講演の内容をそっくりそのまま書くことはできませんが(文章が永遠に長くなるという意味で)、

 

一つ、この大学で長濱先生の授業をいくつも受講していますが、初見のものがあり、尚且つ印象的であったので、ご紹介。

 

 

 

 

まず、僕は、当事者の方達の事を【障害者】という言葉で定義するのは言葉として如何なものかと常々考えており、

積極的に【何かしらのバリアを抱えている人】もしくは【世の中に何かしらのバリアを抱えさせられている人】と言い換えて常に発言しています。

(略してバリアを抱えている人と言っています)

これは、そのバリアに目を向け、バリアを今の環境において、その環境改善や代替で軽減出来たり、

最終的にそれが人そしてあらゆる生き物達の幸福追求になっていくのではないかと考えているからです。

(あらゆる生き物達と考えるのがミソです!!)

 

 

その意識をもって常に行動しておりますが、今回の研修会にて、バリアに関して言及をしていただけました。

 

 

 

 

それが、障害者対策に関する新長期計画において、

 

障害者を取り巻く社会環境に存在する

 

「4つの障壁(バリア)」

 

をなくしていく考えが打ち出された。というもので、

 

4つのバリアには、

① 交通機関、建築物等により物理的なバリア

② 資格制限等による制度的なバリア

③ 点字や手話サービスの欠如による文化・情報面のバリア

④ 障害者を庇護されるべき存在ととらえる等の意識上のバリア

とのことです。

 

 

そのバリアのなかでも、【こころ/意識のバリア】に関してはとても重要なポイントであると考えられ、

 

障害者に対するこころの壁、無関心、偏見や先入観、言葉による暴力や態度は、障害者の生きづらさを強めていると考えられます。

 

 

例えば相模原障害者施設殺傷事件をめぐる社会の反応もそれなのかなと考えさせられます。なお、相模原障害者施設殺傷事件に関しての勉強会も行っております。

以下の記事をご参照ください。

鷹栖ソーシャルワーカー懇話会参加報告

 

 

 

 

こころの壁、無関心、偏見や先入観は、世の中の人はそれを見る機会が少ないから起こるのでは??と考えており、

僕らが今行っている、

このブログ発信

この発信を続けることも、偏見や差別のない新しい社会を作る一石になればと願うばかりです。

 

 

旭川市立大学

コミュニティ福祉学科3年

福原知謹

 

 

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【長濱ゼミ一同(展開ゼミ・専門ゼミ)からのお知らせ】

 

 

令和6年3月6日(水)旭川市立大学・旭川市立大学短期大学部において、

 

『全学教育活動発表報告会(略:全学)2023』

 

が開催されます。

 

長濱ゼミでは、全学にて展開ゼミナールおよび専門ゼミナールそれぞれにおける活動を発表いたしますのでぜひご聴講下さい。

 

 

 

 

【長濱展開ゼミナール】

題目:就労継続支援B型事業所における農作業の取り組み

-ワイン用のブドウとトマト栽培の作業環境における活動効果-

14:25開始

 

【長濱専門ゼミナール】

題目:知的障害当事者と同居している家族が抱える親亡き後への思いと居住支援における課題

11:05開始

 

 

今年度一年の活動に関し、学生主体で資料を作成いたしました。

是非とも、地域の皆様・関係者の皆様

来ていただければ嬉しくおもいます。

 

全学に関する詳細は大学ホームページをご参照ください

 

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