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長濱ゼミ

ゲーム ワンダーワールドツアー体験

2024年04月23日 火曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

長濱展開ゼミナールの活動報告です。

 

 

展開ゼミの2回目では、ワンダーワールドツアーというカードゲームを行いました。

このゲームは新聞でも紹介されておりますが、障害のある人の生活を疑似体験しながら共生社会を考えることができる参会者協力型ゲームとなります。

 

 

 

「北海道新聞でカードゲーム「ワンダーワールドツアー」が紹介されました。」

 

 

「ワンダーワールドツアーのカードゲーム」

 

 

 

このゲームを取り入れた理由は、本来のゲームの目的である障害のある方の生活疑似体験、共生社会を実現するという意識を高めることと合わせて、

これから1年間のゼミ活動をスタートするにあたり、ゼミ生が協力する体験を通して今後の充実につなげることも目的としています。

 

 

みんなでルールを確認し、ゲームを開始、

ミッションを時間内に達成する難しさと、協力して取り組む楽しさを感じることができました。

 

 

 

髙谷  柚美香

今回のゲームを通して、周りのサポートが必要不可欠であるということが改めて認識できた。私は声を出せなかったり、肘が曲がらないなど自分が普段はできることをできないようにするということも難しく感じた。

助けを求めることも難しかったり相手の状況に気づくことも難しかった。

自分から話しかけられないという人もいたが、ただ話しかければいい訳ではなく、どう話しかけたら相手がジェスチャーでも頷きでもしてくれるのかと考えなければならなかった。

また、音で世界を知る人に対してカードをこっちが決めてしまうことがあったため、意思を尊重していくべきであると考えた。

 

 

 

 

 

 

南保 衣里

ワンダーワールドツアーはお互いの協力を特徴としており、クリアするためには、仲間の動きを注意深く観察し、コミュニケーションを取るのに工夫をすること、時には手助けをすることが必要不可欠でした。そのため、このゲームを通じて、私はゼミの仲間と絆を築くことができたと感じています。

また、特に印象的だったのは、「思い出カード」という特別なカードがゲームに含まれていたことです。

これらのカードは、旅行中に起こる様々な出来事を示しており、私たちがこのカードを引くと、ツアーメンバー全員が手話で挨拶をしたり、一緒にパレードに参加したり、ジェスチャーで記念写真を撮ったりするなど、面白くて楽しい指示が色々あったので、沢山笑ったことが印象に残っています。

さらに、各プレイヤーが異なる旅行者になりきる必要があったため、伝えたいことを言葉にできずに身振り手振りで伝えたり、両手の小指しか使えなかったりと、日常生活ではなかなか経験できないような困難さに直面しました。

しかし、皆がそれぞれ異なる特性を持っているということを理解し、それが自然なことであると感じ、助け合いや配慮を自然に行うことができたため、とても貴重な体験だったと思います。

私はこのゼミでの機会がなければ、この自分と異なる他者を理解するきっかけとなるゲームに出会わなかったので、もっと多くの人に広くこのゲームが伝わっていけばいいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

殿村 晶哉

私は、最初のゲームでの役割は「機会を求める旅行者」という手札が2枚から始まる状態でしたが、メンバーが足りないカードを渡してくれたのでうまく立ち回れました。

2回目の難易度を上げたゲームでは、「音で世界を知る旅行者」でした。

眼をつぶった状態で視界を奪われ音が頼りでしたが、視界が奪われている状態だと全ての感覚が鋭くなっていたので、ゲームを進めるにあたり視界以外の感覚がとても重要でした。

怖かったのは、「椅子の場所」と「人の位置」でした。なぜなら椅子の位置は立ってしまうと手で椅子を探すことになり、怖くて移動ができませんでしたが、メンバーが手伝ってくれたので助かりました。

眼をつぶっていることで他人の協力が重要なんだと感じました。

ラストのゲームでは、「マイ・ウェイな旅行者」で、意思を伝えるのが苦手な役割でしたが、みんな話しかけてくれたので助かりました。

コミュニケーションが少なかった気がしましたが、徐々に心が通じ合い話せるようになったのは大きいと思いました。

 

 

 

 

 

 

展開ゼミでは、これからフィールドワークに向けた学習を進めながら、学びを広げていく予定となっております。

 

いろいろな体験をブログを通して皆様に発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

長濱展開ゼミナール一同

 

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