グループホーム見学を行いました(専門ゼミナール)
コミュニティ福祉学科3年の小野寺悠です。
長濱専門ゼミナールの活動報告になります。
今回のゼミでは以前より予定していたグループホームの「カメリアⅠ」にフィールドワークとしてお邪魔させていただき、見学と事業説明を受けました。
カメリアⅠでは、街とは違い自然が豊富で交通量が少なく利用者の方々がゆっくりとできるという地域の特性を活かし、地域で自分らしく暮らせる住まいと日常生活上の支援及び介護を提供しています。
一人暮らしに不安のある方でも職員に相談することで、アドバイスを受けながら生活することができる共同住居となっています。
以下、私を含めゼミ生の感想です。
鵜野 ひかる
今回グループホームカメリアⅠを見学させていただいて、当日到着した際の第一印象として、建物が想像以上に大きかったことに驚きました。
グループホームというと普通の一軒家くらいの大きさが一般的だと思うのですが、カメリアⅠはどちらかというと入所施設に近いのではないかと感じる程でした。
ただ、利用者さんの生活についてお聞きしたところ、飲酒や喫煙が認められていたり、自由に外出ができて休日は映画や買い物などに行ったりと、生活の自由度が高いという点はグループホームならではだなと感じました。
グループホームの利用を検討される方もその点を重視するようで、地域での自立した生活の場としてグループホームの需要が高いことを実感しました。
(まずは建物内の見学・説明からスタートです)
田中 朝陽
3年生前期の最初のフィールドワークは、グループホームカメリアⅠに行きました。
そこでは様々な質問をさせていただきグループホームについて理解することができました。
私のグループホームのイメージだと、利用者の生活能力が低いイメージでしたが、職員のお話を聞くと、外出の幅(自由度)やスマホの使用、薬の自己管理などを聞いて驚きました。
スマホの使用を聞いて詐欺とかにあわないのかと不安な気持ちもありました。
職員の方が働いて大変なこととして、利用者との対応がこれで正解なのか、また障害の特性を理解しつつ、利用者の計画を立てる時に時間をかけてもこれが正解なのかも分からない所が悩みと言うことが知れました。
私も夏の実習で利用者の支援計画の作成を行いますが、緊張感を持っていきたいと思いました。
カメリアの理念・方針等
北田 彗志
今回のフィールドワークではカメリアⅠに見学に行きました。
カメリアⅠは、グループホームでカメリアⅠ・IIの2つがある介護サービス包括型施設でした。
見学をする中で利用者さんのプライベートを守るような施設形態になっており、トイレ、洗面台がそれぞれの部屋に設置され、お昼ご飯をお部屋で食べるなど利用者個人の時間が持てるような工夫がされていました。
そして、日常生活でも持ち物や外出などにあまり制限がなく自分らしさ、自由度の高い生活が過ごせると感じました。
今回の見学で得た点を今後見学させていただく施設と比較などしていきたいです。
(サービス管理責任者からの説明を受けています)
髙田 凌矢
今回訪れたカメリアは、介護サービス包括型のグループホームであり、50歳前後の住居者が多い。
年齢層としては、23歳~68歳と幅広い年齢層がある。障害支援区分認定としては2~3である。
場所は忠和にあるため、立地を活かした自然に囲まれた暮らしを送ることができる。
反面、市街地からはやや遠く、公共交通機関を利用しようとしても選択肢が限られるというデメリットも存在するというお話を聞いた。
(たくさんの質問に答えていただきました。ありがとうございます)
小野寺 悠
今回のグループホーム「カメリア」での見学を通して、グループホームでの生活は自由というイメージが強くなったと感じました。
理由として質疑応答の中で、生活の中での制限の話や当事者や家族からのよくある質問についての話で制限がほぼないとお話しされていて、
グループホームでの生活の自由度についての見識が深まったと感じたためです。
見学も終わり、帰りに福祉事業所が運営しているお店でドーナツを購入しました。
※クラウンドーナツ
所在地: 〒079-8413 北海道旭川市永山3条18丁目1−1
このクラインドーナツは、
母体は社会福祉関連の株式会社パザパ(グループホームを運営)になります。
(みんなで気になるドーナツを選んでいます。店内はとても広く作業作品の販売も行っていました)
(北海道新聞で紹介されたクラウンドーナツの記事です)
今後もフィールドワークの一環として別のグループホーム見学の企画をしております。
沢山の学びを得られるようゼミ生一同頑張っていきたいです!
長濱専門ゼミナール
小野寺悠