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長濱ゼミ

読書感想報告会(長濱展開ゼミナール)

2025年04月30日 水曜日 / カテゴリー 長濱ゼミ

長濱展開ゼミナールの活動報告です。

 

 

今回のゼミナールでは、絵本(福祉系を中心に…)を読んで何を感じたのか、そして感じたことを他者に伝える、みんなで共有するという体験を行いました。

 

 

 

(今回選択した絵本)

 

 

絵本ということで、とても読み易くもありながら、短い文章からメッセージをどのように受け取るかの感じ方も様々に楽しめます。

 

 

 

(それぞれが思い思いに選んで読んでいます。5~7冊読み込んだのではないでしょうか)

 

 

 

読書後は、時間を決めて自分が感じた思いをキーワードとして示し、ゼミ生みんなで報告を開始しました。

 

 

 

小坂 緋夏

読書朗読会を通して、個性はその人の強みであることについて改めて気づくことができた。

そして、その人によって読む本の捉え方が違うところがあり、このような捉え方があるのかと気づくことができてとても面白かった。

私が紹介した本は、「ぎょうれつぎょうれつ」という本である。私はこの本を読んで、その人には自分にはわからないその人なりのルールやこだわりがあって、それはその人の個性であるから決して否定してはいけないということを理解することができた。

世の中には当たり前があって、それが一般化されてしまって生きづらくなっている部分がある。だが、「当たり前」や「ふつう」などにとらわれずにその人の個性を潰さずに尊重していくことも大切であることがわかった。

 

 

 

 

吉澤  佑駿

本日のゼミナールの感想としてはたくさんの福祉の本に触れることができてよかった。

絵本として作られていることによってすぐ読むことができ、理解しやすいと感じた。また、幼少期の子供が読むことでもストーリーに面白さを感じると同時に偏見を無くすことや共生社会の大切さを感じさせることができる教育の面においても素晴らしい物語であると感じた。

僕が印象に残った本として、算数は得意だけど計算が苦手なマックスくんという主人公の物語であったが、今の教育システムが一人一人にあったものではなく、みんなが同じように教育されていることに疑問を感じさせるものであった。また、計算の速さをランキングにして最下位の子まで出すというのは現代の競争社会を表しており自己肯定感を下げていることが今の時代に合っていない教育であるのではないかと感じた。

プレゼンテーションでは、時間通りに進めることが難しく、1分早く終わってしまったためもっと内容を濃くすることができたと感じた。

 

 

 

 

北本 果澄

今回の読書感想会で複数読んだ本の中から「バスが来ましたよ」という絵本の感想を発表しました。

物語は全盲の主人公が小学3年生の女の子とバスで通勤・通学する話です。

主人公は毎朝通勤することが楽しみになっていました。小学3年生の女の子が卒業してしまった後もその優しさはその子の妹に引き継がれ、妹のお友達にまでも引き継がれていきました。

障害がある無しの偏見は大人になるにつれて出てくると思っています。しかし、この物語を読んで小学生の純粋な助けたい気持ち、その優しさが繋がりを作っていく温かいお話でした。

 

 

 

 

薄  奈々実

今回のゼミナールでは福祉関連の絵本を読んで、その本の短い説明をプレゼン方式でみんなに伝えるという活動をしました。

障害や生命、また共生社会や多様性を絵や短い文章で伝えていて、どれも活字の本なら容易に理解ができる内容ばかりではないけど、絵や簡単な文章なら理解しやすい上に、自分なりに感じ取れるものがありました。

1人3分程度の短いプレゼンテーションでしたが、本の内容とその本から自分が考えたことや感じたことを言語化して人に伝える難しさも知ることができました。

今後もプレゼンテーションをする機会が増えると思うので、自分の考えを言語化してまとめるスキルや、どうしたら自分の考えが人に伝わりやすいのかを探求していきたいです

 

 

 

 

佐藤 駿希

今回のゼミで感じたことはプレゼンなど人の前に立って発表したことがあまりなかったのでとても難しいと感じました。

理由としては緊張してしまい本来自分が伝えたかったこととは違うことを話してしまったり、同じことを何回も言ってしまったりなど落ち着いて発表出来なかったからです。

また、どうしても目線が下に落ちてしまったり、本に向いてしまったりなど視線をどこに向けたら良いのかなども難しかったのでこれからの大学生活を通して上手くできるようになっていきたいと思いました。

 

 

 

 

鶴岡 ゆい

今回のゼミで福祉に関わる様々な絵本をいくつか読んで、本それぞれに伝えたいメッセージがあると感じてとても面白かったです。

特に、「ぎょうれつぎょうれつ」という本は、男の子がおもちゃや家具などを並べて、道を作ってから食卓に行くというルーティンのようなものがあるように感じました。

しかし、それを言葉ではなく絵だけで表現し、読者に解釈を求めているところがとても面白かったです。

この本を紹介していた小坂さんは、この本のキーワードを「こだわり」と設定して同じような意味だけど少し違う言葉で解釈していてそこも面白いと思いました。

本を紹介することで思ったことを言語化する難しさも知りました。

 

 

 

 

松橋  春瑠

いろいろな絵本を読んでみて「優しさ」や「思いやり」などを感じることが多かったです。その中でも「バスが来ましたよ」という絵本が一番印象に残りました。

この本は、病気で全盲になった山崎さんが小学生のさきちゃんに助けらながらバス通勤を続け、さきちゃんが卒業しても妹や他の子に繋がっていく話です。

この絵本のキーワードは「優しさのリレー」であると考えました。まだ小学生なのに自分から声をかけてバスが来たことを知らせてくれたり、座席を譲ったりなど大人でもする人は少ないような行動ができていて考えさせられたし、そういった行動が妹や他の子にまでも繋がっていて感動しました。

1人だけの行動ではなくバトンが繋がれたように他の人へとも繋がっていくことが重要なのではないかと思いました。

こういった配慮や小さな思いやりが社会に増えていけばいいなと感じる絵本でした。

 

 

 

 

 

 

自分の考えたことを伝えることはとても大切なことになります。

 

 

 

ソーシャルワーク実践において相手に伝わる説明、伝わる言葉の選び方、キーワードの捉え方など配慮しなければならないこともたくさんあります。

 

 

 

見る、読む、聞く、話すなどたくさんの経験を通して福祉を学んでいきます。

 

引き続き、ゼミ活動を配信していきますのでよろしくお願いします。

 

 

長濱展開ゼミナール一同

 

 

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