旭川市障害者水泳記録会への参加(展開・専門合同ゼミナール)
長濱ゼミナールの活動報告です。
長濱ゼミでは毎年、旭川市障害者記録会の運営スタッフのボランティアとして、展開ゼミと専門ゼミが合同で参加します。
今回は、スターター、記録、招集、通告の役割をゼミ生みんなで分担して行いました。
たくさんの参加者の力のこもった競技を見ることができる良い機会をとなりました。

(記録会開始前の打ち合わせ)
馬橋 啓太
障害者スポーツの実際を知ることができ、とても良い経験となった。これまでにも、障害のある方々とボッチャや手遊びなどを通して関わる機会はあったが、今回のようにハードなスポーツを見て、ボランティアとして関わることができたのは貴重な体験だった。
障害者スポーツについては座学では学べない現場の姿を知ることができ、また、障害のある一人ひとりが自分の目標に向かって水泳に全力で取り組む姿を見て、私自身多くのことを学んだ。
どんな状況であっても、今の自分にできる精一杯の力を出して何かに全力で取り組むことの大切さを改めて感じた。

(名前の確認など念入りに打ち合わせを行います)
薄 奈々実
旭川市障害者水泳記録会に参加させていただきました。
私は計時係として選手のタイムを計測する役割を担い、懸命に泳ぐ選手の様子を間近で見ることができました。
3レーンを使用しての記録会だったのですが、最後の選手がゴールした時に起こる拍手や、「がんばれ!」という歓声に心温まりました。
記録会当日まで日々練習し、良い記録を出そうと懸命に泳ぐ選手の姿に元気をもらいました。また、記録会が開催された施設はシャワーがセンサーで感知して自動で浴びられたり、プール内やシャワーを浴びる所にもスロープが設置されていたりして、バリアフリー化が進んだ施設になっていました。
計時係は直接選手の方とお話する機会はなかったので、来年は招集係などでたくさんの方とお話できたら良いなと感じました。
今回運営ボランティアとして参加して、挑戦することの大切さや支援の力を学びました。貴重な経験ができたので、今後の学びや実習に活かしていきたいです。

(招集係では、視覚化も大事にしています)
吉澤 佑駿
今回の旭川市障害者水泳記録会のボランティアでは、タイマー係として運営に携わった。
今回のゼミで一番印象に残ったことは、障害をもっていたとしてもできることはたくさんあるのだなと感じた。
最初の考えでは、障害を持っているためゆっくり泳いで楽しむことをメインであると考えていたが、実際には全員がベストを尽くして真剣に泳いでいるのが伝わってきた。
記録会に携わったスタッフには保護者の方たち、施設の代表者などが参加しており、年一回のこの記録会にみんなで力を入れて参加されていることが感じられた。そのため私たちもタイマーを確認してミスらないようにと気合が入った。
今回はタイマー係として参加させていただいたが誘導係や招集係などでは競技をする人たちと触れ合う機会が多いため来年は誘導係をしてみたいと感じた。

(はっきりとわかりやすくスタートの合図を出します)
北本 果澄
今回のゼミでは旭川市障がい者水泳記録大会にボランティアとして参加しました。
スターターとして参加者が今まで努力してきた成果を十分に発揮できるよう務めました。しかし、笛の合図が早く、スタートができないことがありました。自分が聞こえる基準からスタートの合図をするのではなく、利用者に合ったスタートの合図を出さなければいけないということを学びました。
この出来事から「やり切った」という思いよりももっと工夫できたのではないかという「悔しさ」が残りました。

(正確な記録を行うため真剣な表情)
松橋 春瑠
今回は旭川市障がい者水泳記録会にボランティアとして参加しました。
初めて障害を持っている方たちがスポーツしているところを見て障害の有無に関係なく、努力する姿勢や挑戦する気持ちの大切さを改めて感じました。また、チームメイトが泳いでいる時に声を出して応援していたり、泳ぎ終わった時に拍手していたりしてあたたかい雰囲気でした。
今回、記録会に参加して発見や難しさがあり、貴重な経験になったと思います。また、障がい者に対する接し方を学ぶことができました。

(さまざまな種目が行われていきます)
佐藤 駿希
今回おぴったで行われた障害者水泳記録会の運営に参加してみて、自分の出来ることを見つけそれを頑張って努力していい成績を残そうとしている人や運動のためにやっている人、夢を持って挑んでいる人など色々な人がいて障害の有り無しに関係なく、一人の人間としてとても凄いと感じました。
他にもこの水泳記録会のために色々な施設の職員の方であったりが協力していて繋がりの大切さを学びました。
また、耳の聞こえない人なども水泳をしていてスタートするタイミングなどが分かりずらくならないように、色々な工夫をしてスタートの合図を送っていて凄かったです。

(アナウンスのタイミングも大事です。流れをしっかりと確認)
鶴岡 ゆい
今回のフィールドワークでは、障害者水泳記録会に招集係として参加した。
今まで障害を持った方と直接関わった経験がないのでどのように話し掛けたらよいのか少し不安があった。また、聴覚障害を持った方にも対応できるよう手話を練習していたが使う機会がなかったので今後活用できるようにしたい。
招集係は、間違いなく選手を集めると同時に記録会をスムーズに進行するためにも重要な役割だと思った。自分から名前を言ってくれる方もいれば聞いても答えられない方もいたのでどうしたら良いか分からず困惑したこともあった。その際には名簿を提示しながら話しかけることで指を指したり名前を言ってくれることもあった。
ホワイトボードに赤い文字で書くと遠くから見た時に見えづらいと指摘され、そのような点でも配慮は欠かせないと思った。
この経験によってどのような点で配慮が欠けているのか、相手からしたらどこが分かりづらいのかなど自分の行動を見直すことが出来たと思う。
とても良い経験になりました。

(選手一人ひとりの順番やコースをしっかりと確認していきます)
髙谷 柚美香
去年も水泳記録大会に参加させていただいて、障害の有無に囚われる必要はないと感じたが、今年もより一層の強く感じた。
偏見や差別が無くならない世の中になっているが、今回は誰も差別のない偏見を持たない場所であったと感じた。それが当たり前になっていくべきであり、当たり前で無ければならないと考える。挨拶をしてくれる選手の方に頑張ってくださいと声をかけてみたり、泳いでる時に応援の声を出してみたりして、声掛けの大事さも学んだ。
また、運営の一員として関わる中で、多くのスタッフやボランティアの方々の支えがあってこそ、この大会が成り立っていることを実感した。
一人ひとりが自分の役割を果たしながら、全員で大会を作り上げていくことの大切さも学んだ。
座学も大切だが、実際に自分の目で見て考えることも大切であるとより一層考え直すいい経験となった。

(スタートのタイミングが大事です)
小坂 緋夏
今回のボランティアでは、私は招集係で障害者の方たちの水泳記録会のサポートをしました。
難しいなと感じたところは、障害はあってもその人その人で特徴が違ったり、程度も異なるためどう対応するのかというところがとても難しかったです。ですが、障害を持っている方達と少しコミュニケーションを取ることができ、楽しかったです。
また、ボランティアをする機会があるのであれば、今回の経験を活かせるように、どう対応したらわかりやすく招集できるのかを考え直して参加したいと思います。

(たくさんのスタッフによって運営されています)
藤原 優希奈
障害者水泳記録会のボランティアを通して、応援の声や拍手が選手の力になることを実感した。
障害を持つ方が一生懸命泳ぐ姿に心を打たれ、スポーツの持つ力の大きさを感じた。
アナウンスを担当しながら応援することで会場全体が一体となる雰囲気を体験でき、とても楽しかった。また、記録会後に「ありがとう」と声をかけてもらい、支える側としてのやりがいも感じた。
障害の有無に関係なく楽しめる水泳や、誰もが挑戦できる場の大切さを学んだ。
今後もこうした機会が増え、多くの人が自分の力を発揮できる社会になってほしいと思った。

(無事に大会も終了し、ゼミ生で記念撮影)
今後もたくさんの体験を通して、学びを深めていきます。
長濱展開・専門ゼミナール一同
