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大野ゼミ

比布町の各地域拠点で来訪者へのアンケート調査を実施しました!

2021年11月24日 水曜日 / カテゴリー 大野ゼミ

大野ゼミナール合同(2年展開ゼミナール・3年専門ゼミナール・4年研究ゼミナール 合同)

 

障がい者や高齢者が差別されることがなく、地域であたりまえに暮らすことができるためには何が必要なのか。

大野ゼミナール2・3・4年合同ゼミナールでは、学年共通の研究テーマ(研究の大テーマ)を「住民の誰もが生きがいを持ち、安心して暮らすことができるコミュニティのあり方の検討」と主題を設定し、学年毎に研究を進めています。

現在、「地域住民が集う地域交流拠点 (住民の居場所と交流拠点)のあり方」について調査研究をしています。

前期の7月に、比布町役場産業振興課の丸谷課長から比布町のまちづくりについて解説を聴講しましたが、今回は、地域交流拠点の現状を把握するため、10月23日(土)と10月30日(土)の2回に亘り、比布町の各地域拠点で来訪者にアンケート調査を実施しました。

比布駅の「ピピカフェ」では駅のカフェに訪れるお客さん、NPOフレンズが運営するパン屋「ピピマルシェ」ではパンを購入したお客さん、ファーマーズマーケットの「NANA PLAZA」では農産物直売所に来たお客さん、それぞれの地域拠点でアンケート票に基づき、聴き取りをしました。

アンケートは、「数あるお店の中で今回ここを選ばれた理由」「これまでの来訪数」「どこから足を運ばれたか」「お店の情報をどこで知ったか」「お店の雰囲気」「お店の魅力」などの項目を設定し、初めて来られる方とリピーターの方の意見の違いや、町外の遠方から来られる方がお店についてどう魅力的に感じておられるか等、様々なご意見を伺うことができました。

今回は、コミュニティ福祉学科の1年生の授業「基礎ゼミナール」のメンバーと一緒に調査をしました。1年生は初めての聴き取り調査で少し緊張している感じでしたが、町民の方や観光客の方から比布町の魅力について、いろいろとお話しを伺っていくうちに、緊張がしだいに和らいでいる様子でした。

私はこれまで行政担当者へのインタビューは経験していましたが、その時は場が設定された聴き取りであったのであまり緊張はしませんでした。しかし、今回の聴き取りは、初対面で、不特定多数の人にインタビューをするので、とても緊張しました。また、数分程度の限られた時間の中でお話しを伺う調査の難しさを体験できたことは、とても貴重な経験でした。

お客さんや観光客の目線を通して、あらためて比布町の魅力を知ることが出来ました。これからアンケートで得られたデータを、ゼミのメンバーでしっかり分析していきたいと思います。

 

前期・ゼミ長 3年 清原 良介

 

 

《比布駅「ピピカフェ」》 駅に訪れるお客さんへのインタビュー

 

《ファーマーズマーケット「NANA PLAZA」》 農産物直売所の来客者へのインタビュー

 

 

 

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