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羽原研究室

家族看護学 地域の先生(患者家族の会)をお呼びして 2017.10.3

2018年02月01日 木曜日 / カテゴリー 羽原研究室

      

    大学の講義は、大学教員の話しばかりではありません。家族看護学では、実際に地域・在宅で療養されている患者・ご家族の皆さまを大学にお呼びして、看護学生に地域の講師、地域の先生としてお話しいただいております。

今年もお越し頂いたのは難病連合会旭川支部「出会い友の会」舘さん、増田さん、今村さん「パーキンソン病友の会」石坂さん。今村さんからは「難病によって得た物、失った物」というテーマで自らの病体験から得られた信条、心情、特別のお話しを聞かせていただきました。また、増田さんからはご主人の介護に着脱しやすい手作りの介護用品の様々(写真参照)を見せていただきました。学生からは、たとえば「お家での療養のこと」、「病気に対して困っていること」、「医療者に対して思うこと」、等など4人の先生方にインタビュー形式で多くの質問をさせていただきました。それぞれに4人の先生方の回答は、ためになる、決して教科書には書かれていない大切な内容ばかりで、本当に圧倒されてしまいます。反対に舘さんや石坂さんからは「もし、あなたの家族が病気になったら、介護が必要となったらだれが介護を担うでしょうか?」といった質問が出されました。答えに窮している学生、すぐに考えを発表した学生など反応は様々です。

保健看護学科2年生は患者さんとご家族の方の生の声から、看護支援に必要なことがらを職業人として、ひとりの人間として、多くの学習をさせていただいています。本当に貴重な学びの時間です。地域の先生、またどうぞ来年もお越しください。よろしくお願いいたします。

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