1月15日（火）在宅看護概論では、「有料老人ホーム菜の花・訪問看護ステーションたんぽぽ」の施設長および看護主任さんをお招きして「在宅における看取り」について学びました。

有料老人ホームを終の住処として生活されている方々の日常生活や地域の行事への参加、外出の様子から施設内での看取り、施設内ご葬儀の様子をスライドショーでご紹介くださり、地域で高齢者が生き生きと笑顔あふれる毎日を過ごしていることを学びました。また、看取りにおいては、元気なうちから自分の人生の最期はどのように迎えたいかをご本人や家族と一緒に考え、話し合い、エンディングノートを準備していくところから始まること、日々看護師として体調管理や生活支援をしていくこと、人生の最期まで尊重した関わりをするとはどういうことなのか、その人らしさを大切にするためにはまず「その人を知る」ことの必要性を改めて学ぶ機会となりました。

ご講義を受け、在宅での看取りや施設内ご葬儀についての実際をイメージすることができ、在宅看護への関心が高まった学生や自分自身の目指す看護師像を改めて考えさせられたという学生、今後のさらなる学びへのモチベーションにも繋がっていたようでした。