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張ゼミ

旭川市近文清掃工場 燃やせるごみを焼却処理

2020年03月27日 金曜日 / カテゴリー 張ゼミ

私達は経済学の視点から環境問題を考えるが、ゼミ活動の一環として2019年11月12日に旭川市近文清掃工場に見学に行った。この工場は1996年に稼働し、燃やせるごみの焼却処分をしている。家庭と事務所から排出された燃やせるごみは、プラットホームで下ろす。一時、ゴミピットで溜めておいたごみは、2時間半かけて焼却処理し、重さで約1/10に、容積で約1/30に減少させる。

近文清掃工場では、連続高温安定燃焼によりダイオキシン類などの有害物質の発生抑制と高効率エネルギーリサイクルを行っており、設備全体についても自動燃焼制御などにより的確にコントロールしている。ごみを燃やしたときに発生する熱は、発電や温水プールの熱源などに利用し、発電した電気は施設で使用し、余った分は電力会社に売っている。

一通り施設を見学したがとても素晴らしいと感じた。特にごみクレーンでごみを高い所から落とし、その衝撃で袋を破り、紙や生ごみなどが均一になるように混ぜているシーンを見ていたが、あんな風に均一に混ぜているとは思わなかった。このように安全的効率的に処理するため、燃やせるごみの中身や大きさが限られている。

実際私も聞くまで知らなかったごみ排出のルールがかなりあった。多くの人にゴミ処理の正確のルールは伝わっていないと考えられる。例えばポスターで宣伝したり、ゴミ処理のルールについて書いたものを旭川市の住人に配るのも良いと思う。このように様々な方法を使ってゴミ処理の正しいルールをより多くの人に知ってもらうことこそ大事だと思う。

(張ゼミ3年 根木心佑)

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