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張ゼミ

REPLAファクトリーを視察して気づいたこと

2020年11月06日 金曜日 / カテゴリー 張ゼミ

私たちのぜみは、環境経済を研究テーマにしている。2019年11月12日に環境に関する知識を広げるという目的を持ち、工業団地に位置し平成18年6月から稼動している旭川環境整備事業協同組合REPLAファクトリーを視察した。

REPLAファクトリーは、民間8社で設立された民設民営であり、旭川市のプラスチック製容器包装の中間処理を担当している。家庭から排出されたプラスチック製容器包装を受け入れ、1立米のサイコロ状に圧縮梱包して指定の業者に引き渡される。

しかしそこに持ち込まれた「プラスチック製容器包装」の中には異物混入が多く、その除去作業に多くの労力を割いているというが、実際に、除去作業の風景を見せてもらったところ、10m程のレーンに対して8人の作業員を配置して、作業員の手が一切止まらないほどのペースで分別作業を行っていた。消臭剤が噴霧され、臭気は抑制されているとはいえ、過酷な状況であることが明らかだった。

これだけの人員を割いて作業をしても内容物が利用しきれずに排出される例など、それを抜き取らずに圧縮機に掛けると、内容物が周囲に飛び散り、その清掃作業に長時間を要することになると訴えていた。この事実を耳にしたとき、私たちの各家庭における分別を心がけたいと強く思った。

これらの実際に現場で働く人たちの作業を見て、意見を聞いたことから私はもっと「ゴミの分別」に対しての意識と必要性を世間に説いていくべきだと考えた。その問題の改善の一歩として、分別意識のない同年代の友達に教えてあげたり、もちろん自らも「ゴミの削減」と「ゴミの分別」を今後生きていくうえで徹底していきたいと思った。

(経済学部張ゼミ4年 國井厚志)

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