2022年9⽉25⽇（日）、旭川⽇中友好協会主催・旭川市国際交流委員会共催「第20回⽇本語スピーチコンテスト旭川⼤会」が、ときわ市⺠ホールで開催されました。私は「幸せとは何か」を発表し、⽇本語弁論部⾨の旭川⽇中友好協会会⻑賞を獲得しました。

今回のスピーチコンテストを通じて、⾃分の⽇本語能⼒だけでなく、⼀分の努⼒に⼀分の収穫という筋道を理解させていただき、⾃信と原動⼒となり、努⼒の大切さを改めて実感しました。

私たちはいつも幸せを探していますが、それは⼀体どこにあるのだろう?どうすれば幸せになれるのだろう? 皆さんにとって、幸せとはなんですか、お⾦持ちのことですか、それとも楽しい⽣活を過ごすことですか？

陈晨という⼥の⼦は，平凡だけれども、幸せな家庭で⽣まれました。理想な⾼校に合格して、これからきっと楽しくて素晴らしい⼈⽣を期待していました。しかしその時に、不治の病に襲われました。

これから⻘春を迎え、⼀⽣懸命頑張ろうとする⼤切な時に、希望を失ってしまいました。体が思いどおりに動かないし、歩いても転んでしまい、⾃分で書くことも食べることもできなくなってしまいました。

その時は、陳さんが⼗五歳でした。こんなに何もできない⾃分を見ながら、いつも泣いていました。「どうして、病魔は私を選んだの？どうして？」と、医者や両親に何度も聞きました。

そんな中で、陳さんは毎⽇⽇記を書くことで、頑張って病魔と戦うことを始めました。朝、⽬覚めて⾃分が⽣きていることに気がついただけで、幸せだと、陳さんは感じたのです。

陳さんの事を考えると、私たちは⽣きているだけでも幸運なことだと思いませんか?私達がなにかつらい事、困ることがあった時、「なぜ私なの?」という⽂句を⾔うことがあるでしょう？しかし，いずれ、私たちは強くならなければいけません。陳さんのように、楽観的に、勇敢に⽣きていかなければなりません。

以前、私は幸せとは何かをまったく知りませんでした。しかし今の私は夢や⽬標があれば、それで⼗分幸せだと思うようになりました。皆さんはいかがでしょう か？これから今を⼤切にして、頑張って夢を実現しましょう。幸せになるために・・・。

（経済学部１年生　章亜文）

「幸せとは何か？」を題にして発表

旭川⽇中友好協会会⻑賞を受賞