パスワードのリセットをリクエストしますか?

張ゼミ

あんどん製作を体験 永山屯田まつりに参加

2023年11月02日 木曜日 / カテゴリー 張ゼミ

新型コロナウイルスの影響で、行動制限がされていた世の中ですが、徐々に緩和され、今年からたくさんのイベントが開催される様になりました。私たちが参加してきた、「永山屯田まつり」もその1つです。今年で37回目となる永山屯田まつりは、予定通りに開催され、たくさんの人で賑わいをみせました。今回私たち張ゼミ1年生は、永山地区の住民の方とともに、あんどん製作を体験し、永山屯田まつりのあんどん流しに参加してきました。

私はあんどん製作を行ってみて、あの大きなあんどんが一つ一つ手作業で作られてることを知って驚きました。私たちは「こどもあんどん」と言って、こどもが引っ張る用のあんどん製作を行いました。私たちは6人でやりましたが、それでも大変でした。なので、大人が乗るようなあの大きなあんどんはとても長い時間をかけて作っているのだと思いました。こどもあんどんの絵柄は永山小学校の子供たちが書いたものだと言っていたのですが、それを聞いて本当に永山地区全員で作り上げているのだと感じました。

私はこの製作を通して、あの綺麗なあんどんがどのように作られているのかを知ることができ、また製作にはどのような人達が携わっているのか、その努力なども垣間見ることが出来ました。そして、完成し光を付けたあんどんを見た時、とても綺麗で感動しました。今までは、お客さんとして道からみていたあんどんですが、実際に製作に携わることができてとてもいい経験になりました。

そして、永山屯田まつり当日、集合場所に向かうと、そこにはたくさんの華やかなあんどんがありました。これも全て手作業で一から作っているのかと、実際に作業したからこそ思う事がありました。当日は、少し雨も降ってしまい、あんどんが濡れてしまって少し残念でしたが、それでも雨に負けず、フィナーレまで完走し、まつりを成功させることが出来ました。フィナーレでは、会場にほとんどのあんどんが集まり、それぞれの盛り上がり方で盛り上がり、一般の方を巻きこんだり、他のあんどんのところへ乗り込んだりと、自分たちだけでなく地域の人達とも交流をすることができ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

学校の行事でもそうですが、全員で何か一つのことを取り組み、やり遂げるということからの学びが1番多いのではないかと思います。実際に、今まではゼミの中でも他のゼミ生とあまり話せていなかったり、距離があったりなど、気まずい事もありましたが、このあんどん製作を通して、知らなかった一面や、性格をお互い少しは見ることが出来て、ゼミ生の距離が少し縮まったと思います。後期のゼミでも、このように相手の意外な一面を見れる機会があればいいなと思います。

私たちが参加した、永山屯田まつりは、永山地区の住民、企業や商店、団体、教育機関等が一体となって企画・運営を行っています。しかし、高齢化に伴い、まつりの担い手不足が問題となっています。ほぼ同時期に始まった、神楽の花火大会「花火 in KAGURA」が、今年の大会をもって終了してしまいました。なので、永山屯田まつりはたくさんの協力のもと、私たち学生も積極的に参加し、これからも続いていって欲しいと願っています。

(経済学部1年 齋藤愛華)

あんどん絵貼りの前の糸張り作業(永山5条14丁目あんどん製作場)

 

市民との協力によるあんどん絵貼り作業(永山5条14丁目あんどん製作場)

 

あんだん絵貼り作業完成後の大喜び(永山5条14丁目あんどん製作場)

 

永山屯田まつりあんどん流しの出発(上川総合振興局、令和5年7月30日)

 

永山屯田まつりのおまつり広場会場に到着(永山市民交流センター前、令和5年7月30日)

 

 

 

TOP