日時：７月21日（土）８：００～２０：００

場所：旭川空港出発ロビー、搭乗待合室

今回、旭川市より「旭川空港利用実態調査報告書」作成の依頼を受け、７月に第１回目の調査活動に着手しました。空港利用者の利用目的や二次交通（空港までの交通機関）利用状況、その他…の実態を掴み、それを統計分析して報告書を作成します。報告書は、旭川空港の利用拡大と利便性向上の方策を考える資料になります。同調査は、国内線と国際線の双方で、通常期（７月）、繁忙期（８月）、オフピーク期（11月）、冬ピーク期（２月）の４区分で各２回（平日・休日）、計８回に分けて行い、報告書は３月に完成する予定です。

調査の実施にあたり、５月下旬に旭川空港事務所の方々と打ち合わせを行いました。質問内容を洗い出し、今後の調査の進め方について話し合いました。打ち合わせの時間内だけではまとめることができず、その後も電話やメールで何度もやり取りを重ねました。おかげで、市担当者の方とはメル友になってしまいました。当初の予定よりやや遅れましたが、日本語、中国語、ハングル語、英語の質問票を完成させ、７月21日に第１回目、同24日に２回目、８月７日に３回目、同11日に４回目の調査を、すでに完了しました。

調査初日は朝７時に大学に集合し、ゼミ生７人で空港へと向かいました。道中、朝に弱いゼミ生は口をそろえて“眠い”と言い、車中で爆睡する者もいました。調査は朝８時から夜９時まで、13時間に及ぶ長期戦です。各調査日には、平均５人が搭乗待合室に張り付く予定にしています。搭乗検査場から奥はガードが堅いので、予め身分証明を確実に手続きしてからの入場です。特に国際線は厳しいです。７月は国内線８便／国際線１便の計９便、８月は国内線９便／国際線３便の計12便（11日は国際線２便の計11便）を各便毎に調査しました。

シャイ人（shy boy）が多い４年生が調査協力を断られる姿を横目に、アホさだけが取り柄の２年生と１年生は着々と、趣旨を伝え協力を得て、調査票を回収しました。中でも、私は国際線で持ち前の英会話力（地球語力）を発揮して８割という脅威の回収率を記録しました。そこに、見覚えのある男性が。。別件で国内線の東京行きを利用する江口先生でした（笑）。予定より早く来て、私たちの調査を茶化して旅立ちました（日帰りですが）。先生には年齢流出の危険を察知され、協力してもらえませんでしたが、その日332件の回答を得ました。

調査初日は想像以上の件数を回収することができました。そのため、途中で調査票が足りなくなり、増刷しに大学まで戻るというハプニングもありました。協力していただいた利用者の皆様、ありがとうございました。また、江口ゼミを知ってる方も多く、「江口ゼミなら協力しなきゃいかんな」とか言って、協力していただいたりもして、ゼミ２年目の私は嬉しくなりました。今後、旭川空港を利用し、ゼミ生から調査のお願いがあった際には、是非、ご協力よろしくおねがいします。（旭川出身 ２年 岩井柊弥）