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齋藤ゼミ

【活動報告】6月24日(木)に上川中学校3年生を対象にオンライン地域学習を実施しました(No.4)

2021年07月29日 木曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

6月24日(木)に上川町上川中学校3年生を対象に、齋藤ゼミ1年生が3グループに分かれてZoomを使用してオンラインで「プレゼンテーションバトル」を実施しました。これは中学生たちの総合的な学習の時間における地域学習の一環です。中学生たちは7月20日の上川町議会での発表に向けて、これからパワーポイントを作っていきます。そこで私たちは、彼らが参考にできるようなプレゼンテーションを見せるために2週間ほどかけて準備しました。

まず初めに、アイスブレイクを行いました。アイスブレイクの内容は6月22日(火)に齋藤ゼミの2〜4年生で行った「良いプレゼンと悪いプレゼン」という授業内容の振り返りです。どのグループも積極的に話し合うことができていました。とてもリラックスした雰囲気で始まりました。

そしていよいよプレゼンテーションバトルです。齋藤ゼミの1年生が3つの班に分かれ、プレゼンテーションをしました。テーマは「北海道の観光プラン」です。Aグループは道北・道央の観光プランを紹介しました。中学生にインパクトを与えられるように文字を入れずに画像だけにするなどの工夫をしていました。Bグループは釧路周辺の観光プランを紹介しました。幣前橋の夕日や摩周湖の美しさを強調していました。Cグループは道央の観光プランを紹介しました。ノロッコ号の速度に関してのクイズをし、中学生に考えてもらうなどの工夫もしていました。どの班もプレゼンテーションのクオリティは高く、リハーサルよりも良い発表ができていたと思います。

まずA班とB班の発表が行われ、その後中学生と発表についての意見共有が行われました。中学生からは「幣前橋の夕日がとてもきれいで印象的だった」「網走監獄が気になった」と自分たちがインパクトを与えられるようにと工夫したところは伝わっていました。自分たちのグループでは中学生にお願いして各班のプレゼンに点数をつけてもらいましたが、とても高得点を頂くことができました。頑張ってプレゼンを作ってよかったと思いました。そして、中学生は6月22日の授業で学んだことと絡めて率直な感想も言ってくれたため、自分たちの反省点もたくさん見つかりました。

休み時間を挟んでC班の発表が行われました。中学生からは「クイズなどがあって中学生にも参加させているのがよかった」とC班の工夫もまた評価してもらえました。

次はディスカッションタイムです。Google Jambordを使用して中学生の意見をまとめていきました。中学生からは「パワーポイントを指さしたり、身振り手振りのおかげで分かりやすかった」と言ってもらいました。大学生は正直に言えば、そこまで見てくれていると思っていなかったので「やってよかった」と喜んでいました。他にも著作権を気にしてくれている生徒もいて、中学生の広い知識には驚かされました。

そして、Jambordにまとめた内容を、班ごとに中学生1人を代表として全体発表しました。生徒たちは自分の言葉で、ハキハキと発表していました。とても驚きました。

最後にどの班のプレゼンが良かったか、中学生に投票してもらいました。結果はB班の優勝でした。B班のメンバーからはガッツポーズも出ました。票数はどの班も大差がなく、大接戦でした。

今回のプレゼンテーション発表は齋藤ゼミの1年生にとってはとても大きな経験になりました。初めてPowerPointを使う学生もいました。また人前で話すことが苦手な学生もいました。正直、ここまで盛り上がるとは思いませんでした。中学生にも、ゼミの先輩たちにも、そして先生にも高評価をもらえたことは自信になりました。特に中学生の皆さんは、しっかり自分の意見を言ってくれて、その内容も大学生が気づかなかったような意見ばかりでした。その柔軟な発想に驚かされました。私たちの中には教職を目指す学生たちが多いのですが、子どもたちから学ぶことの大切さに改めて気づいたように思います。この経験はこれからの活動、さらには自分が教師になったときにも活かしていけます。自分たちはまだまだ伸びしろがたくさんあると感じました!

(文責 経済学部経営経済学科 1年 小嶌太斗)

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