11月18日、上川町のPORTOにて地域未来塾のサポートを行いました。参加者は6名でした。当日は菅生達志（経済学部2年）が「本」になって高校生の就職について語りました（＝ヒューマンライブラリー）。そのあと、私たちゼミ生が、高校生の学習サポートをしました。

参加してくれた高校生はとてもユニークな生徒で、お面をつけて登場した生徒を見た時は齋藤先生を含めたゼミ生は、「お面」なだけに面を食らいました笑

強烈なファーストコンタクトの後には各自の自己紹介を行いました。その時「今日呼んでほしい名前」と「好きな食べ物」を紹介しました。自分の名前ではなく、呼んでほしい名前で呼ぶことにより大学生も高校生も過ごしやすい雰囲気になっていきました。

ヒューマンライブラリーでは、菅生が就職活動や社会人経験の中で感じたこと・考えてきたことを高校生たちとディスカッションをしました。高校生は最初こそ少し控えめだったものの、徐々に積極的に答える姿が増えてきました。

ヒューマンライブラリーが終わった後には、高校生の勉強を大学生が手伝いました。数学を勉強する生徒や古典を勉強する生徒もおり、適宜大学生がサポートしていました。「中でも大活躍だった」（齋藤先生のコメント）のが、小嶌太斗（経済学部2年）です。彼は上一段活用や下一段活用について高校生に細かく丁寧に説明していました。彼の話によると、高校2年の時の古典の先生が厳しい指導をしてくれたためにかなり古典の実力がついたとのことでした。しっかりと学習したことはきちんと身についていることを改めて感じました。

この活動が生徒たちにとって将来の選択の幅が広がるきっかけになったと思います。私たちにとっても非常に有意義な活動になりました。お互いの人生がより良い方向に進むように願っています。

ご協力いただいた上川町教育委員会、上川町地域おこし協力隊、上川高校の先生方、私たちの貴重な経験の機会をご提供して頂きありがとうございました！

（文責　経済学部経営経済学科　2年 伊藤穣　小嶌太斗）