上川中学校地域学習のサポートを2023年７月18日（火）に行いました。今年度、4回目、そして最後のサポートになります。今回は明日の保護者向け発表会のリハーサルです。中学生たちは「食」「観光」「歴史」の３つのグループに分かれて発表を行いました。「食」のグループは上川町のラーメンの有名店であるあさひ総本店や、三重県から上川町に2017年に移転してきた緑丘蔵などについて発表しました。「歴史」のグループは人口の推移や伝統的なふるさと祭りについて発表しました。「観光」のグループでは大雪森のガーデンやアイスパビリオンについて発表しました。大学生はそれぞれの発表を聞いた後に、アドバイスをしました。

樋口と山下（経済学部4年）が担当したのは「食」のグループでした。このグループは発表の中にクイズを入れてきました。上川名産の「味豚」のお肉1kgの値段を3択で聞かれました。スーパーに買い物に行かない私たちには想像がつきませんでした。結果は6,567円でした。3人とも発表では元気よく発表してくれました。そこで大学生からは「発表内容が変わる際には“繋ぎ”を意識すること」や「タブレットを見ずに前を向いて発表すること」などを伝えました。その後、再度アドバイスを意識しつつ発表練習を行いました。子どもたちは、私たちのアドバイスを真剣に受け止め、さらに改善を加えていました。

他にも観光のグループはタイトルに工夫がありました。それは「小さな町に大きな魅力」という発表タイトルにしたことです。「聞いてみたい」と思わせるタイトルだったと思います。歴史のグループは小道具を作成して、演劇を交えて発表を行いました。皆、生き生きと発表をしていたと思います。

　翌日の発表本番は、私たち学生は大学の講義があるために参加できません。しかし皆さんの発表のクオリティはすごく高いと思います。自信を持って発表してください。この経験を2年生や3年生での地域学習や、高校での「総合的な探究の時間」で生かしてほしいと思います。

（文責　経済学部経営経済学科4年　石川祐妃、山下滉太、樋口迅人）