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齋藤ゼミ

【活動報告】上川高校1年生のために進路学習を実施しました

2024年11月27日 水曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

 私たちは、2024年10月8日(火)に上川高校の1年生に向けて進路啓発学習を実施しました。

 はじめに、伊藤(4年)が齋藤ゼミナールの本年度の活動紹介を行い、石川(4年)と北川(3年)が大学での学びを紹介しました。石川は「グループで作るべきPPTを1人で進めてしまい失敗した過去から、仲間と成し遂げ一生懸命にやることの大切さに気づけた」、北川は「高校生のときには得られなかった新しい経験を得ることができた」と話しました。その後、齋藤先生が学習論をもとに「学びとは何か」という講義を行いました。そして、南本(4年)が大学生の進路選択の共通点をもとに「“きっかけ”を大切に」という進路で心がけてほしいことを話しました。

 午後からは4人の高校生が齋藤ゼミを体験しました。この日のゼミでは、「理想の高校を作ろう」というテーマで2班に分かれてディスカッションしました。1班の高校生からは進路選択の可能性を拡げたいという意見が出てきました。教育目標を考える際に苦戦しましたが、生徒の個性や主体性を大事にしつつもマナーや礼儀も身につけることを教育目標に設定しました。また2班では、高校生を中心に話し合いが盛り上がりました。特に、生徒による投票で教師の採用が決まる、SNS部による学校の宣伝など、「生徒がつくる生徒のための学校」を意識しました。真剣に話し合う生徒たちの姿を見て、あらためて子どもたちの参加する権利の大切さを深く感じました。

大学生もいろいろ考えるきっかけになりました。若林(2年)は、「『理想の学校』を作ろうという貴重な経験を高校生と一緒にできて、本当に有意義な時間だった。」と言っていました。秦野(2年)は、「生徒がつくる生徒のための学校には、モチベーションを引き出す効果があり、これが内発的動機づけか!!!」と感動していました。

最後はゼミ生全員で大きく手を振って笑顔で高校生を見送りました。齋藤ゼミナールとして学校について考える機会になりました。特に来年度から教員になる4年生は、生徒の自主性を引き出すための環境づくりに取り組んでいきたいです。(文責 齋藤ゼミナールⅡ・Ⅲ・Ⅳ)

 

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