【活動報告】6月3日上川町上川中学校で地域学習の授業を行いました。
上川中学校1年生は、総合的な学習の時間の一環として、地域学習を行っています。今年は第一回目を6月3日(火)に実施しました。参加した大学生は4年生2名、3年生4名、2年生5名でした。
当日は13:00に同校に到着し、上川中学校コンピュータ室で行いました。まず、齋藤先生が「地域を学ぶ意義」について中学生に問いかけました。次に2年ゼミ生が2グループに分かれてそれぞれの出身地である帯広と旭川の魅力についてプレゼンテーションを行いました。帯広チームは「イベント」、旭川チームは「暮らし」に焦点を当てました。
帯広チームの発表では、生徒は、特にインデアンカレーの紹介時に「行ったことあるー」「鍋持って行ったらどれくらい貰えるんだろう?」などとよく反応してくれました。また、勝毎花火大会の紹介をした際にも「ミサイルやーん!」「行ってみたーい」などと興味を示してくれました。旭川チームの発表では、やはり旭川ラーメンに注目が集まりました。学生がラーメン屋を紹介したところ、生徒からは「玄や三日月もおいしいよ!」とおすすめしてくれました。プレゼンテーションを終えて旭川に魅力を感じた生徒が多かったようです。
「地域を学んで何を得られるか」の問いに対して「(自分の生まれ育った土地の)魅力を知ることができる」という答えが挙がり、「地域と協力をしたい」などという前向きな答えを出す生徒もいました。一方で「(上川町を)学んだところでただの自己満」「上川町には何もないから残りたくない」など率直な意見もありました。
私たちは、今回のプレゼンテーションの準備を通して、地元の魅力についてかなり調べて考ました。そして、これまでは表面的な知識で留まってしまっていたことに気づきました。これはとてももったいないことだと思いました。上川中学校の生徒には、日常の中で普段見逃してしまっている上川町の魅力を五感で感じてほしいと思います。
上川中学校の谷柿校長先生をはじめ、教職員の皆様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。次回は7月8日です。中学生とまた意見交換できることを楽しみにしています。
(文責 経済学部経営経済学科2年 荒川遥葵 五十嵐彩衣 井上雄斗 鎌田隼太朗)