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齋藤ゼミ

【活動報告】NoMapsあさひかわ(プレイベント)に参加しました

2025年08月05日 火曜日 / カテゴリー 齋藤ゼミ

2025年7月12日に旭川市内にあるデザインギャラリーで開催された「NoMapsあさひかわ」のプレイベントに4年生1名と2年生3名で参加しました。NoMapsあさひかわは“GIFT&CONNECT“「旭川での挑戦とつながりが生み出す贈りもの」をテーマとしており、上川地域の盛り上げを目的としています。

私たちは、ポスターセッションとチャレンジピッチに参加しました。ポスターセッションでは、齋藤ゼミナールで取り組んできた活動を紹介しました。A0紙に今までの活動の写真を貼り、活動のリアルな状況や私たちの気づき・学びについて手書きで表現したことにより、手作り感あふれるものが出来上がりました。齋藤ゼミナールの年間約65回に及ぶ多様な活動や、子どもたちと直接関わる地域連携の取り組みに対し、ポスターを見た皆さんからは 「こんなに沢山活動をしているんだね」「こういう気持ちを持っている若者がいるのはいいね!」「この気持ちを先生になっても持ち続けてほしい!」といった熱いエールをいただきました。

また、チャレンジピッチ[1]では、齋藤ゼミナールの活動のテーマである「地域において教育を問う」(教育学者 大田堯)を題材にプレゼンテーションを行いました。そして会場の皆さんに「地域を/で学ぶ意義」について問いかけました。その上で「地域とかかわる私たちの未来の姿」について「教師として子どもたち一人ひとりを大切にしていく」「商業高校で商品開発などの授業を通して、子どもたちが自分から地域を学びたいと思えるきっかけを与えられる教師になりたい。」「地域が抱える課題と向き合い、解決できるようにみんなで協力したい。また、そのお手伝いができる仕事がしたい。」などと、率直に語ることができました。

さらにこのイベントのテーマである“GIFT&CONNECT”を私たちになりに考えて、発表しました。GIFTは、私たちが学びを次世代へ繋いでいくGIFTと、自ら探して受け取りにいくGIFTの2種類があります。CONNECTは、次世代の子どもたちがGIFTを受け取れる環境を作るために、学校をはじめ地域の人と幅広くつながることです。

プレイベント終了後、NoMapsの参加者同士で交流を深めることを目的に MeetUp(懇親会)が行われました。そこでは高校生や大学生、会社員、公務員、高校教師等、様々な分野で活躍されている方とのコミュニケーションを楽しむことができました。参加者一人一人が地域に対して熱い想いを持っており、多大なインスピレーションを頂くことができました。

ちなみに私たちは、NoMapsを経て、現在は「地域を/で学ぶ意義」について、以下のように考えています。

地域を自分事として捉え、地域課題に主体的に向き合っていく。その過程で個人の自己形成も可能になる。だから、よりよい地域を様々な立場の人たちと協働的に共創していくことが大事である。(2025年8月5日のゼミナール・ディスカッションから)

NoMapsあさひかわ実行委員長である池端さんをはじめ、関係者の皆様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。11月の本番ではよりよいものを発表できるよう頑張ります。

(文責 経済学部経営経済学科 4年 中塚優也 2年 荒川遥葵、五十嵐彩衣、井上雄斗)

[1] 高校生や大学生が思いや挑戦を語り、共感やフィードバックがその場で返ってくるライブ感あるやり取りを通じて、自信や仲間、応援者と出会う場

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