【活動報告】12月9日のにむにむ食堂(子ども食堂)に参加しました
12月9日(火)に、居酒屋にむおろ(永山3条21丁目1−8)をお借りして行われた「にむにむ食堂」に、齋藤ゼミナール10名が参加しました。私たちは、去年の7月から、にむにむでの子どもの居場所づくりに共催という形で関わらせていただいています。
時間は、15:00~19:00でした。ご飯が出来上がるまで少し時間があったので、子どもたちは勉強したり、シール交換をしたり、絵を描いたり、それぞれが自由に楽しく過ごしました。舟山来希(1年)の似顔絵を上手にかわいく描いてくれた小学生がいました。その似顔絵と鎌田隼太朗(2年)が描いた私の似顔絵とのクオリティの差に愕然としました。また、女子2人と鎌田が手押し相撲をしていました。2人の小学生は立ったまま、鎌田は座った状態でした。結果は何度も鎌田が力負けしていました。その様子に周囲も大いに盛り上がりました。子どもたちの体力は底知れず、私たち大学生もいつもたくさんのパワーをもらっています。
私(秦野一花、3年)が、特に印象に残っていたのは、小学5年生の女の子たちのシール交換です。私が小学生だった13年前にもシール交換は流行していました。当時は価値の高いシールは、交換レートに沿って複数枚と交換する必要がありました。しかし彼女たちは、基本的に「相手が欲しい」と言ったシールを交換していました。私と北川愛花里(4年)は、シールを持っていませんでしたが、彼女たちは「プレゼントしたいからあげる」と言って、シールを沢山くれました。相手が喜ぶということが、このシール交換の目的の一つのように感じられ、その姿に優しさと温かさを感じました。
今回の子ども食堂のメニューは、ちらし寿司と温かなそーめん、かぼちゃチップスでした。そーめんを5回もお代わりしている子どもや、苦手なかぼちゃにチャレンジしている子どもなど、みんな夢中になって食事を楽しんでいました。食事後、端のほうでご飯を食べていた4人家族に、荒川遥葵(2年)が話しかけていました。彼女は1歳になる女の子の可愛さに思わず笑顔になっていました。その様子を安心した表情で見守っていたお母さんの姿がとても印象に残っています。
改めて今回、ゼミとして「にむにむ食堂」に関わり、子どもたちが心の底から楽しんでいた姿を見ました。そして、このような場が現代の子どもたちにとってどれほど貴重であるか考えさせられました。今後ももっと多様な人にご参加いただき、いつまでもこの居場所が存続してってほしいなと感じました。そのために、私たち大学生も継続的にこのような場に携わっていきたいと思います。
最後になりますが、みんなの居場所にむにむ代表の草薙さんや永山東小学校PTCAの松本さんんをはじめ、保護者の皆様には大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。
(文責 経済学部経営経済学科3年 秦野一花)
