普通銀行業界・企業研究会を開催(佐々木(潔)ゼミⅠ~Ⅳ・杉村ゼミとの合同ゼミ)
令和6年(2024年)12月24日(火) 13:00~14:30、株式会社みずほ銀行 旭川支店 副支店長の 久保 幸士 氏による「銀行業界(特にメガバンク)の実態・みずほフィナンシャルグループのあり方」 及び 旭川支店 個人営業課 支店長代理(フィナンシャルコンサルタント)の 鈴木 勝征 氏による「賢く生きるために知っておきたいお金の話」をテーマにした「普通銀行・企業研究会」(杉村ゼミとの合同ゼミ)を開催しました。
この研究会は、旭川市立大学地域連携研究センターの市民公開講座(生涯学習エクステンションカレッジ:AEL連続講座)を兼ねており、市民の方々にも御参加頂きました。また、当大学事務局キャリア支援課の声がけにより、杉村ゼミ・佐々木(潔)ゼミ以外の学生(特に経済学部生)の参加者も多く、盛況の中、実施されました。
以下は、参加した「佐々木 潔ゼミ」の一部ゼミ生の「新たな気付き、感想等(要約版)」です。
「旭川唯一のメガバンクである みずほ銀行は、具体的にどのような業務・サービスを行っているかについて知ることができました。イノベーション企業支援・地方創生支援などの金融業界以外の領域にも進出してビジネス展開をする、社員のキャリアを手助けするような仕組み作りをしていることも知りました。様々な金融トラブルについて、件数を具体的に示した表や、詐欺以外のトラブル(多重債務・口座売買)についての説明を受け、参考になりました。(3年:外崎 拓海)」
「銀行の金利を上げることは簡単ではないことがわかった。物価が上がり続けることにより、我々の預金の価値も下がっていることがわかった。(2年:大関 広人)」
「みずほフィナンシャルグループがデジタル化の推進やグローバル展開を通じて競争力を強化していることを学びました。特に、AIやブロックチェーンなどの最先端技術を取り入れた新しい金融サービスの開発が印象的でした。普通銀行業界のビジネスモデルが社会や経済環境の変化に合わせて進化していることを実感しました。特に、みずほ銀行が直面する課題を具体的に理解し、それに対する戦略を知ることができた点が大変有意義でした。また、単なる金融機関ではなく、社会課題を解決するための存在としての役割が求められていることに気づかされました。そして、他のメガバンクと比較した みずほ銀行の強みや弱みについて、より具体的に知りたいと思いました。(2年:エキ キチ)」
「これからの生活などを考えていくと、昔ながらの預金とかではなく、積極的な資産運用をしていくことで、このインフレ時代を乗り越えていく必要があることがわかりました。迷いやモヤモヤなどは自己成長のチャンスになり、また、キャリア形成をする上で自己成長は大切なことなので、自己投資の機会を逃さずにしていきたいと思いました。(1年:花田 健瑠)」
「物価の上昇により、数十年経つことによって 1,000万円が 1,000万円の価値にならないということに関心を持ちました。実際に生活をしている中で、物価の上昇というのは、目にすることがあるものの、なかなか理解しにくかったのですが、ペットボトルが何本買えるのかという例で話した頂いたので、理解することができました。今回の講座を聞き、学びを活かすために、投資ということも考えていきたいと思いました。(1年:半田 快)」
杉村教授による紹介
株式会社みずほ銀行 旭川支店 副支店長の 久保 幸士 氏
年内最終授業日の慌ただしい中、学生及び一般の方々を含め、多数参加して頂きました。
みずほフィナンシャルグループの全体像
株式会社みずほ銀行 旭川支店 個人営業課 支店長代理(フィナンシャルコンサルタント)の 鈴木 勝征 氏
熱心な経済学部の参加学生による質問(質疑応答タイム)
●普通銀行業界・企業研究会を開催(ゼミⅠ~Ⅳ・杉村ゼミとの合同ゼミ)