パスワードのリセットをリクエストしますか?

田中ゼミ

第1回広報セミナーに参加しました

2024年01月11日 木曜日 / カテゴリー 田中ゼミ

 2023年12月22日(金)、第1回広報セミナーに参加しました。この広報セミナーは、広報及びマーケティングの重要性を学習し、本学における広報の課題を考えることを目的とした勉強会です。講師は旭川市立大学経済学部田中晃子准教授です。現在広報業務に関わっている事務職員を中心に、教職員、学生、合計16名が参加しました。

 第1回のテーマは、「なぜ広報が必要なの? ソーシャル・マーケティングの視点」です。私はいつも田中先生の講義を受けていますが、大人の人たちと一緒に学習するのは新鮮な気持ちがしました。事務職員、教員、学生が交わって話す機会はあるようで滅多にないので面白かったです。

 アイスブレイクでは、大学広報業務でやってみたいことを2人1組で話し合いました。私は、学生目線の意見として、「学生が主体となってもっと自由に企画・運営をしたいけど難しい」と話しました。近藤先生は「うんうん」とたくさん頷いて聞いてくれました(笑)。

 講義の最初に、フィリップ・コトラーのソーシャル・マーケティング概念についての説明がありました。営利組織が行うマーケティング活動は、非営利組織にも適用できるという考え方です。企業だけではなく、政府、病院、そして大学もマーケティング技法を活用するようになっています。

 次に、広報とは何かを考えました。普段からよく耳にすることばですが、案外説明できないものですね…。受講者のみなさんの頭にもはてなが浮かんでいるように見えました。そこで改めて、田中先生が広告と広報の違いを丁寧に説明してくれました。広告は認知向上を目指すもの、広報は信頼獲得を目指すものです。広告と広報は明確に異なり、その違いは費用だけではないことを学びました。

 知識を吸収したところで、その素材を使って、グループディスカッションをしました。大学広報の理想と使命について話し合いました。「どうしたら旭川市立大学に入学したいと思ってくれる人が増えるのか」を考えてみました。私が本学を知ったきっかけは、高校の先生からの紹介でした。オープンキャンパスに参加し、少人数制の活発なゼミナール活動に魅力を感じ、受験を決めました。自分の経験を振り返れば、高校の先生からの紹介は重要であるとわかりました。では、高校の先生など受験生に関わる人からどのように信頼を獲得していくのかを考えた時、私のグループでは「SNSを上手く活用すること」「第三者が発信すること(プレスリリースによる後押し)」が大事になるのではないかという意見にまとまりました。

 90分という限られた時間でしたが、事務職員のみなさん、先生方と真剣に意見交換をするのがとても楽しかったです。田中先生の講義では、いつも書きたいことがありすぎてコメントカードを表裏ぎっしり書いてしまいます(笑)。次回、コメントカードを使っての振り返りがあるようです。みなさんのコメントを読むのも楽しみです!

 第2回のテーマは、「失敗と向き合おう カルチュラル・ブランディングによる逆転」です。私はゼミ広報記事の執筆を担当していますが、大学ウェブサイトの更新に関わっていても、自分や友人が書いている記事しか読んだことがありません。つまり関わっていない学生は…。このように、本学の広報活動には課題が多くあるはずです。みなさんとのグループディスカッションが何より楽しい!!さまざまな方向から物事を考えるのはとても楽しいですよ。興味のある学生は、ぜひ田中先生に問い合わせしてみてください。広報について一緒に考えましょう。

 

入試広報課、教務課、キャリア支援課、短大教員とさまざまな立場から議論します

 

情報教育センター、大学経済学部教員も

 

みんなで頭を悩ませる

 

SNSの運用方法についても話題に

 

時間が足りませんでした

 

「統一された目標の設定が必要ですね」という結論に至るグループもありました

 

社会的な背景の確認

 

講師による無茶振り(力量が試されるテーマ…)

 

3年 ゼミ長 藤澤梨奈

TOP