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田中ゼミ

地域連携研究センター主催共同研究プロジェクト中間報告会に参加しました

2024年03月25日 月曜日 / カテゴリー 田中ゼミ

 2月19日(月)、旭川市立大学地域連携研究センター主催の共同研究プロジェクト中間報告会に聞き手として参加しました。田中先生が報告すると知って、急いでアルバイトのシフトを調整しました(笑)。

 田中先生の報告テーマは、「拡張自己概念で捉える東川町住民アイデンティティ 雑誌記事分析による表象の読解」でした。3年ゼミでも東川町について研究をしていて、後輩たちの発表をこれまで何度も聞いていたこともあり、すんなり頭に入ってきました。拡張自己とリキッド消費という2つの概念が理解の鍵となる報告で、わかりやすかったです。

 講義の時の田中先生とは何かが違うと感じました。何でしょう、講義よりもさらに語りかけてくる印象を受けました。田中先生は、いつも聞き手に合わせて話します。90分×15回の講義を聞く学生にはある程度文脈を共有することができますが、15分1回きりの報告を聞くオーディエンスにはそれができません。その分、「あなたに向かって話しています」という視線運びであったり、スライドの該当箇所を指して説明するしぐさであったり、明確だったと思います。有志のゼミ生だけが参加した前日のリハーサルよりも、教員・学生・一般が混ざった当日の方がスライド間の繋ぎが丁寧になっていました。

 他の先生方の発表については、各グループごとに発表資料や発表の仕方、表情、時間管理など、違いがあって大変興味深かったです。資料を読み、事前に自分で調べものをしてから、もう一度聞きたいなと思いました。

 これまで講義を受けてきた先生方の研究報告を聞く貴重な機会ということで、楽しみにしていました。会場へ行くと、サブゼミに参加しているいつものメンバーが来ていて、発表を聞いている時にアイコンタクトをしたり、報告と報告の間にわからない部分を相談したりできました。みんなと一緒に聞けてにこにこでした。報告会終了後、研究室で振り返りをしたのも楽しかったです。「聞いて考えるのが楽しい」「聞いた後、みんなで感想を言い合うのはもっと楽しい」のはゼミで得た文化だなと思います。卒業しても、市民としてまた聞きに行きたいです。

 

東川町の住民のライフスタイルに注目しています

 

これから具体的な雑誌記事の読解に取り組むそうです

 

私たちゼミ生は前方右で聞きました

 

先生の論文を読むのが楽しみです

 

4年 原田沙綾

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